旅行って、出費がでかいから気軽に行けないよなー・・。
大丈夫!格安プラン以外にも自分で安く旅行できる方法がいくつもありますよ。
旅行の計画を立てる前にやっておくべきこと
旅行の目的を明確にする
あなたが旅行へ行く目的は何ですか?観光、リラックス、アドベンチャー、文化体験など、目的によって行き先や予算が変わります。
具体的な目的を設定することで、どこに予算を多くかけてどこを節約するのかが分かり、無駄な出費を抑えることができますよ。
予算を設定する
予算を設定することで、航空券、宿泊費、食費、移動費、観光費など、各カテゴリに予算を割り当てることができます。
また、予算を守るための節約方法を事前に検討しておくことも重要ですね。
旅行のベストシーズンを調べる
旅行先のベストシーズンを知ることで、安く行ける時期を見極めることができます。
オフシーズンや肩のシーズン(ピークシーズンとオフシーズンの間)は、航空券や宿泊費が安くなることが多いため、この時期を狙うとコストを大幅に抑えることができます。
下のグラフはリゾナーレトマムとJALの最安値を2024年12月1日から2025年2月28日までをグラフ化したものです。赤く塗られているところは冬休みの期間を表しています。
※JALは28日前まで予約可能な運賃(スペシャルセイバー)を比較対象にしています。
航空券を安く手に入れる方法
早めの予約が鍵
航空券は早めに予約することで安く手に入れることができます。特に出発日から数ヶ月前に予約するのが理想的です。
多くの航空会社は早期割引を提供しており、これを利用することで大幅にコストを節約できます。
ある程度の計画ができた段階で航空券を予約すればお得!
主な航空会社の予約開始時期
ANA | JAL | |
国際線 | 355日前の午前9:00 | 360日前の午前0:00 |
国内線 | 355日前の午前9:30 | 360日前の午前0:00 |
セール情報を活用する
航空会社や旅行代理店が行うセールやキャンペーンを活用することも有効です。
メールマガジンやSNSで最新情報をチェックし、セール期間中に予約することで、通常よりも安く航空券を購入できます。
格安航空会社を検討する
格安航空会社(LCC)を利用することで、航空券のコストを大幅に削減できます。
ただし、追加料金がかかることが多いので、手荷物や座席指定などの費用を事前に確認することが重要です。
主なLCCの手荷物と座席指定料金
手荷物料金 | 座席指定料金 | |
ジェットスター | 7kgまで無料 | プランごとに異なる |
ソラシドエア | 10kgまで無料 | HPでの座席指定は無料 |
スカイマーク | 10kgまで無料 | 無料 |
ピーチ航空 | 7kgまで無料 | プランごとに異なる |
スターフライヤー | 10kgまで無料 | 無料 |
宿泊費を節約する方法
ホテル以外の選択肢を探す
宿泊費を節約するためには、ホテル以外の選択肢を検討することが大切です。ゲストハウス、ホステル、民泊(Airbnbなど)など、さまざまな宿泊施設があり、予算に応じて選択すれば宿泊代を節約できます。。
各宿泊施設の違い
- ゲストハウス:素泊まりの宿、相部屋だったり風呂やトイレが共用
- ホステル:24時間対応のフロントがあり、宿泊客同士の交流の場がある
- 民泊:住宅の全部または一部を使って宿泊サービスを提供している
直前割引を利用する
旅行の直前に宿泊施設を予約することで、割引を受けられる場合があります。
特に、空室が多い場合やシーズンオフには、大幅な割引が適用されることがあります。宿泊予約サイトの直前割引をチェックするのもおススメです。
長期滞在で割引を受ける
長期間の滞在を予定している場合、宿泊施設に直接問い合わせて長期滞在割引を受けられるか確認しましょう。
多くの宿泊施設では、週単位や月単位での滞在に対して割引を提供しており、総合的な宿泊費を抑えることができます。
移動手段と宿泊施設がセットになったプランを使う
代表的なのがびゅうトラベルが発売している往復の鉄道と宿泊施設をセットで予約できる「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」です。宿泊、日帰りともに旅行の1か月前から当日まで予約可能です。
利用できる駅に制限があるので注意!
移動費を節約する方法
現地の公共交通機関を利用する
現地の公共交通機関(バス、電車、路面電車など)を利用することで、移動費を大幅に抑えることができます。
乗り放題チケットや観光パスも利用すると便利です。
割引きっぷを使う
現地の交通機関も割引きっぷを使えばさらに安く移動できます。ここでJRの代表的な割引きっぷをご紹介します。(割引対象は乗車券のみで特急券はありません)
往復切符
電車に乗る距離が片道601キロ以上であれば、行き、帰りそれぞれ1割引きの値段できっぷを買うことができます。
なお学生が片道601キロ以上乗る場合は割引率の高い「学生割引」となります。
学生割引
中学・高校・大学・専修学校などの生徒や学生が受けられる割引です。
電車に乗る距離が片道101キロ以上あれば、行き、帰り、それぞれ2割引きの値段で切符を買うことができます。
なお601キロ以上の場合、割引率の高い学生割引の値段で切符を買えます。
青春18きっぷ
期間限定で発売されるきっぷです。年齢制限に関係なく購入することができ、日本全国のJRに5日間乗り放題です。
ただし新幹線や特急列車、座席を指定する列車には乗れません。春、夏、冬の年3回発売されます。
北海道フリーパス
北海道のJR普通列車、特急列車が7日間乗り放題です。指定席も6回まで乗ることができます。北海道を鉄道で旅行するときにはおすすめです。
トクだ値 特急トクだ値 トク割
インターネットからJR東日本の一部の特急列車の乗車券と特急券を申し込むことで、券売機で買うよりも5%から30%安く乗ることができます。
きっぷを分割して購入する
きっぷは基本的に分割して買うと割高になりますが、目的地までのきっぷをあえて分けて買うと安くなる場合があります。
例えば東京から焼津までは乗車距離が193.7キロです。JRの運賃表に当てはめると乗車距離が181キロから200キロの間は3,410円です。
つまり東京から焼津まで1枚のきっぷで買うと3410円になります。それではあえて東京から湯河原までと湯河原から焼津まで2枚に分けて買ってみます。
まず東京から湯河原までは乗車距離が99.1キロなので運賃は1690円です。湯河原から焼津までは乗車距離が94.6キロなので運賃は1690円です。
2枚に分けた結果、運賃の合計は1690円×2で3380円です。1枚のきっぷで買うよりも30円安くなりました。
公式に提案されている乗り方ではないので、使うときは自己責任です。
新幹線は隣の駅から乗る
旅行で新幹線を使う前に、ひとつ隣の駅から乗りましょう。
例えば東京から新潟へ行くとき、東京から新幹線に乗るのと、大宮から新幹線に乗るときでは新幹線にかかる特急料金が全然違います。次の表をご覧ください。
区間 | 自由席特急料金 |
東京~新潟 | 4510円 |
上野・大宮~新潟 | 4300円 |
東京~金沢 | 6370円 |
上野・大宮~金沢 | 6160円 |
東京・品川~新下関 | 7600円 |
東京・品川~小倉 | 8140円 |
大きな差はありませんがそれでも安く利用することができます。
ライドシェアやレンタカーを利用する
複数人で旅行する場合、シェアライドやレンタカーを利用することで、移動費を分担できます。特に郊外や観光地を訪れる際には、車があると便利です。
徒歩や自転車を活用する
徒歩や自転車を活用することで、移動費をゼロにすることができます。
多くの観光地ではレンタサイクルがあり、観光地を効率的に巡ることができます。また、徒歩での観光は健康にも良く、地元の雰囲気をより深く味わうことができます。
観光費用を安くする方法
旅先で行きたいところの割引券がネットでダウンロードできるところがあります。
鳥取県にある「青山剛昌ふるさと館」へ行った際、あらかじめ公式ホームページにアクセスしたところ一人当たり入館料が100円安くなる優待券を見つけ、実際に安く利用できたことがあります。
自分が行こうと思っているところが前売り割引券を発売しているのかを調べることで、ちょっとお得に旅行することができます。
食費を節約する方法
地元の市場やスーパーを利用する
地元の市場やスーパーを利用することで、食費を大幅に節約できます。観光地のレストランは高額になりがちですが、市場やスーパーでは地元の食材を安く購入できます。
自炊できる宿泊施設を選ぶ
キッチン付きの宿泊施設を選ぶことで、自炊が可能になります。自炊することで外食費を抑え、さらに地元の食材を使って料理を楽しむことができます。
クーポンやディスカウント情報を活用する
レストランやカフェのクーポンやディスカウント情報を活用することで、食費を節約できます。旅行前にクーポンサイトやアプリをチェックし、お得な情報を入手しておきましょう。
まとめ
旅行を安くするためのポイントは、準備と情報収集にあります。旅行の計画段階で目的や予算を明確にし、早めの航空券予約やセール情報を活用しましょう。
旅行へ行ってみたいと思った方はこちらもおすすめです。