旅のコツ

前のり旅行のメリットとおすすめの旅先5選

少ない休みでもっと充実した旅行をするにはどうすればいいかな?

そんな時は、週末の夜にでかける「前のり」がおすすめ!たくさんのメリットやおすすめの旅行先を紹介していきます。

前のり旅行のメリット

前のり旅行にはたくさんのメリットがあります。今回上げたメリットはこの6つです。

これらをひとつずつ掘り下げてみましょう。

1日中旅行を楽しめる

前日の夜に旅先へ移動することで、早朝から観光を楽しむことができます。開いているお店は限られてしまいますが、まだ人が少ない早朝に観光地をのんびりと散策することができます。

体力を温存できる

旅先で宿泊することで、翌日に疲れを残しにくく出かけるだけで疲れたなんてことを防いでくれます。家から旅先に移動する混雑もないためストレスも減ります。

また夜行バスによる移動の疲れもないため、ぐっすりとホテルで休むことができます。

少ない休みでも旅行できる

旅行と言えば何日も休みを取らないといけないイメージですよね。しかし前のりなら金曜日の夜に移動して土曜日の夕方に帰宅すれば、面倒な休暇申請なしで旅行することができます。

日帰り旅行よりも充実できる

朝から観光できるため、日帰り旅行よりも滞在時間を長くとることができるため、充実した観光ができます。また帰りの時間も通常の日帰り旅行より早めることがで、帰宅ラッシュに巻き込まれないようにすることもできます。

予定が遅れにくい

前日夜に移動することで交通渋滞に巻き込まれる確率を少なくすることができます。夕方の渋滞は17時にピークを迎えますが、20時にはほぼ渋滞は解消されるデータが出ています。(首都高ドライバーズサイト参照

これにより、前日夜のうちに移動しておくことで、時間に余裕をもって旅先に移動することができます。

テーマパークなどに早く入れる

テーマパークなど、休日に大勢の人が来るところでは前のりすることで開園と同時に入園できるチャンスがあります。そうすれば入園待ちの列に長時間並ばずに済み、一日中楽しむことができます。

前のり旅行におすすめの場所5選

金曜日の夜に出発し、土曜日の夜帰宅する想定にします。退社時間は転職Hacksの一般的な会社員の定時として17時、18時となっていることからここでは金曜日の18時を退社時間として旅行場所を紹介していきます。

箱根温泉

周辺は山々に囲まれ温泉が湧き、しかも都心から電車で最短85分でアクセスできます。

最終電車のアクセス

小田急線の新宿駅を21時21分に発車する快速急行小田原行きに乗り、小田原で箱根湯本行きに乗り換えます。途中の小田原には22時51分、箱根湯本には23時13分に着きます。

周辺の宿泊施設

小田原駅前には東横INNなどのビジネスホテルが数多くあるので、前のりには小田原駅がおすすめです。

箱根湯本駅周辺にもホテルはありますが、かなり高級志向のホテルや旅館になっているため、小田原で前のりしたほうがホテルの選択肢も多いです。

翌朝、小田原から箱根湯本へ向かう最初の電車は5時52分発です。箱根湯本には6時06分に到着します。

早朝から利用できるお店

湯の里・おかだ

箱根湯本駅より徒歩約30分です。朝6時から9時まで早朝入浴をやっていて、料金はタオル付で1000円の早朝料金です。

松本

新宿から乗り換えなしで最短2時間30分で行くことができます。駅から徒歩20分で国宝松本城やバスで浅間温泉「湯々庵 枇杷の湯」へアクセスできます。

最終電車のアクセス

JR新宿駅を21時00分に出る特急あずさで松本に向かいます。途中乗換はなし、松本には23時49分に着きます。

周辺の宿泊施設

駅前には東横INNやCabinなどをはじめ多数のビジネスホテルがあり、前のりの宿泊には困りません。

早朝から利用できるお店

珈琲美学アベ

1957年創業。朝7時オープンです。かなりの人気店で、モーニングの時間帯(7時から11時)でも入店まで待つことがあるようです。

浅間温泉「湯々庵 枇杷の湯」

朝9時より営業しています。松本城主が使っていた湯殿として約400年の歴史を持ちます。日帰り温泉として利用することができ、予約をすれば食事をとることもできます。

鬼怒川温泉

最終電車のアクセス

東京駅を20時42分に出る快速成田行きに乗り、北千住で東武線の特急けごん51号に乗り換えます。途中の下今市で鬼怒川温泉行きに乗り換えて、鬼怒川温泉には23時08分に着きます。

周辺の宿泊施設

下今市駅に「ホテル村上」というビジネスホテルがあり、最終チェックインは23時になっています。

鬼怒川温泉へ向かう最初の電車は下今市駅5時56分発で、鬼怒川温泉駅には6時18分到着です。

鬼怒川温泉周辺は旅館やホテルなど値段がお高めの宿が多いうえ、チェックイン時間も早いのであまりおすすめしません。

早朝から利用できるお店

ギャラリーカフェPantoE

鬼怒川温泉駅から徒歩3分、朝8時30分から営業しています。メニューにはサラダをはじめ世界のサンドイッチや日光市の銘柄である日光HIMITSU豚を使用したチャーシュー丼など朝からがっつりご飯が食べられます。

金沢

最終電車のアクセス

東京駅を21時04分に出る北陸新幹線かがやき519号で金沢駅へ向かいます。金沢駅には23時32分に到着します。ちなみにかがやき号は全車指定席です。もし自由席で移動したい方は、はくたか号を使ってください。

はくたか号の金沢行き最終は東京駅20時12分発、金沢駅には23時15分に到着します。

周辺の宿泊施設

駅前にはマイステイズやAPAホテルなどのビジネスホテルがあるため安く前のりすることができます。駅から少し離れたAPA金沢中央に泊まったことがありますが、ここには屋上に温泉があるので、金沢の夜景を見ながらのんびり入浴こともできます。

早朝から利用できるお店

兼六園

早朝から開園の15分前(季節により異なる)までは無料で園内を散策することができます。なお早朝開園の入り口は蓮池門口と随身坂口の2か所です。

期間早朝開園時間
3月1日~3月31日5:00~6:45
4月1日~8月31日4:00~6:45
9月1日~10月15日5:00~6:45
10月16日~10月31日5:00~7:45
11月1日~2月末日6:00~7:45

近江市場

金沢市民の台所。約300年の歴史と170の専門店から成る近江市場には新鮮な食材が集まり、中には朝7時からやっている鮮魚店や海鮮丼屋があります。兼六園の早朝散策の後に日本海でとれた新鮮な海の幸でお腹を満たしに近江市場へ行くのもいいですね。

日本一きれいな日の出 福島県広野町

「日本一きれいな日の出」を見ることができます。気象データによると、ここは空気中のほこりや花粉、PM2.5などのエアロゾルが少なく、晴れの日が多いことからだそうです。前のり旅行だからこそみられる風景ですね。

最終電車のアクセス

広野町がある広野駅へは常磐線で向かいます。東京駅19時53分の特急ひたち27号に乗り、途中のいわき駅で広野行きの普通電車に乗り換えて、広野駅の到着は22時45分です。

周辺の宿

広野駅の東側、徒歩3分の所にハタゴINNというビジネスホテルがあります。予約サイトで到着時間を選択する欄があり翌朝の4時までチェックインができます。

周辺の主な観光地

五社山

標高685.2メートルで、極端な高低差も少なく山を登ったことがない人にとっても歩きやすいトレッキングコースが整備されています。

頂上には展望台が設置され、季節によってはいわきから相馬沖までの景色を眺めることができます。

まとめ

前のり旅行は小さな1泊二日の旅行となるので、単純な日帰り旅行よりも費用はかかりますが、ビジネスホテルなどを使い宿泊費をできるだけ安くすれば、充実した旅行になります。

今回紹介したホテル以外にも、いろんな旅館があるので是非調べてみてください。

日帰り旅行に関する記事はこちら!

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