旅のコツ

金曜日の夜に出発!前のり旅行で週末を自由に旅しよう 国内旅行業務取扱管理者が解説

このような悩みが解決できる記事になっています。

実際に私も休みの前日に旅先へ出発して、USJなどを朝から楽しみました!

今回紹介する前のり旅行を実践すれば、週末に手軽に旅行に行けるようになります。週末に楽しみができることで普段の仕事のモチベーションアップにもつながりますよ!

記事前半では前のり旅行のメリットとデメリットを後半では前のりにおすすめな旅先や持ち物を紹介します。

金曜日の夜に出発する前のり旅行をしよう

翌日が土曜休みなら、金曜日の夜に出発することで翌日をすべて旅行に使うことができます。

そんな前ノリ旅行のメリットとデメリットをお伝えします。

前のり旅行のメリットとデメリット

金曜夜に出発する前のり旅行のメリットとデメリットを紹介していきます。

前のり旅行にはたくさんのメリットがあります。今回紹介するメリットは

これら6つです。ひとつずつ掘り下げてみましょう。

前日の夜に旅先へ移動することで、早朝から観光を楽しむことができます。開いているお店は限られてしまいますが、まだ人が少ない早朝に観光地をのんびりと散策することができます。

金曜夜に出発して土曜の夜に帰ってきても、翌日が日曜日で休めるため、気持ちに余裕ができます。

旅行の翌日が仕事だと気持ち的に落ち着かず、旅行の疲れが取れないまま仕事に突入してしまいうため、前のり旅行をすればそんな心配をする必要はありません。

旅行と言えば何日も休みを取らないといけないイメージですよね。しかし前のりなら金曜日の夜に移動して土曜日の夕方に帰宅すれば、面倒な休暇申請なしで旅行することができます。

朝から観光できるため、日帰り旅行よりも滞在時間を長くとることができるため、充実した観光ができます。また帰りの時間も通常の日帰り旅行より早めることがで、帰宅ラッシュに巻き込まれないようにすることもできます。

週末に楽しみが増えることで、日々の仕事や勉強に対するモチベーションをあげることができます。

テーマパークなど、休日に大勢の人が来るところでは前のりすることで開園と同時に入園できるチャンスがあります。そうすれば入園待ちの列に長時間並ばずに済み、一日中楽しむことができます。

前のり旅行のデメリットには

の3つがあります。しかしそれぞれ解決するための方法も一緒に紹介していきます。

夜に移動するため、遠くに旅行することが難しいです。しかし近くの旅行なら十分前のりすることができて、翌日早朝から観光が楽しめます。

前のりで宿泊を伴うため、日帰り旅行よりも費用が掛かります。しかし旅館やホテルではなく睡眠環境を重視してビジネスホテルの早割や素泊まりプランを利用すれば、代金を節約することができます。

宿泊費を節約する詳しい方法はこちらの記事で紹介しています。

仕事を終わらせて時間通りに退社する必要があります。万が一残業などで遅くなる心配があれば、旅先への行き方を複数考えておくことで、帰る時間が伸びても対応できます。

あらかじめ周りに知らせておけば、比較的帰りやすくなります。


前のり旅行にはデメリットもありますが、それらを避ける手段を立てればしっかりと旅を楽しむことができます。

前のり旅行におすすめの宿

ビジネスホテルを利用するのが、前のり旅行をするときのコツです。

それはビジネスホテルなら夜遅くてもチェックインでき、価格もホテルや旅館よりも安く済ませることができます。

例えばAPAホテル、会員登録すればポイントも付きます。特にチェックアウトはカードキーを返却ポストに入れるだけで完了するため、手続きのわずらわしさがありません。

食事も楽しみたいという方はドーミーインがおすすめです。朝食バイキングではホテル共通のメニューが出されますが、それに加えてご当地料理も出されます。

前のり旅行におすすめの場所3選

金曜日の夜に出発し、土曜日の夜帰宅する想定にします。退社時間は転職Hacksの一般的な会社員の定時として17時、18時となっていることからここでは金曜日の18時を退社時間として旅行場所を紹介していきます。

今回は

  • 松本
  • 金沢
  • 福島県広野町

の3つを、行き方や周辺の宿とともに紹介していきます。

新宿から乗り換えなしで最短2時間30分で行くことができます。駅から徒歩20分で国宝松本城やバスで浅間温泉「湯々庵 枇杷の湯」へアクセスできます。

JR新宿駅を21時00分に出る特急あずさで松本に向かいます。途中乗換はなし、松本には23時49分に着きます。

駅前には東横INNやCabinなどをはじめ多数のビジネスホテルがあり、前のりの宿泊には困りません。

珈琲美学アベ

1957年創業。朝7時オープンです。かなりの人気店で、モーニングの時間帯(7時から11時)でも入店まで待つことがあるようです。

浅間温泉「湯々庵 枇杷の湯」

朝9時より営業しています。松本城主が使っていた湯殿として約400年の歴史を持ちます。日帰り温泉として利用することができ、予約をすれば食事をとることもできます。

東京駅を21時04分に出る北陸新幹線かがやき519号で金沢駅へ向かいます。金沢駅には23時32分に到着します。ちなみにかがやき号は全車指定席です。もし自由席で移動したい方は、はくたか号を使ってください。

はくたか号の金沢行き最終は東京駅20時12分発、金沢駅には23時15分に到着します。

電車移動を安くするための方法をこちらで解説しています。

駅前にはマイステイズやAPAホテルなどのビジネスホテルがあるため安く前のりすることができます。

駅から少し離れたAPA金沢中央に泊まったことがありますが、ここには屋上に温泉があるので、金沢の夜景を見ながらのんびり入浴こともできます。

兼六園

早朝から開園の15分前(季節により異なる)までは無料で園内を散策することができます。なお早朝開園の入り口は蓮池門口と随身坂口の2か所です。

期間早朝開園時間
3月1日~3月31日5:00~6:45
4月1日~8月31日4:00~6:45
9月1日~10月15日5:00~6:45
10月16日~10月31日5:00~7:45
11月1日~2月末日6:00~7:45

近江市場

金沢市民の台所。約300年の歴史と170の専門店から成る近江市場には新鮮な食材が集まり、中には朝7時からやっている鮮魚店や海鮮丼屋があります。

兼六園の早朝散策の後に日本海でとれた新鮮な海の幸でお腹を満たしに近江市場へ行くのもいいですね。

「日本一きれいな日の出」を見ることができます。気象データによると、ここは空気中のほこりや花粉、PM2.5などが少なく、晴れの日が多いことからだそうです。前のり旅行だからこそみられる風景ですね。

広野町がある広野駅へは常磐線で向かいます。東京駅19時53分の特急ひたち27号に乗り、途中のいわき駅で広野行きの普通電車に乗り換えて、広野駅の到着は22時45分です。

広野駅の東側、徒歩3分の所にハタゴINNというビジネスホテルがあります。予約サイトで到着時間を選択する欄があり翌朝の4時までチェックインができます。

五社山

標高685.2メートルで、極端な高低差も少なく山を登ったことがない人にとっても歩きやすいトレッキングコースが整備されています。

頂上には展望台が設置され、季節によってはいわきから相馬沖までの景色を眺めることができます。

前のり旅行の計画例

ここでは前のり旅行を利用した時の計画例を紹介します。

17:30 退勤

18:04 東京駅から新幹線で金沢へ
    (はくたか573号金沢行き)

21:17 金沢駅に到着

21:20 APAホテル金沢駅前にチェックイン
    (露天風呂でゆっくりと過ごす)

7:00 近江町市場で海鮮丼などのグルメを堪能

16:48 金沢駅から新幹線で東京へ
    (かがやき512号東京行き)

19:20 東京駅に到着

前のり旅行に必要なもの

着替えさえあれば大丈夫です。夏場は汗もかくのでパンツや肌着、靴下、替えのシャツなどの持っていけば大丈夫です。冬場ならパンツ、肌着、靴下の3点のみで問題ありません。

もし私服ではなくスーツの着用が必要な方は私服を持っていき、コインロッカーに預けて旅行の帰りに回収するという手段もあります。

とにかく荷物が少ない方が身軽に動くことができます。

衣類をコンパクトにまとめる圧縮袋について、こちらの記事で紹介しています。

前のり旅行の注意点

夕食を準備しておくことです。

列車に乗り込む前にコンビニや売店などで食料を買っておけば移動中に食べることができます。移動ばかりに気を取られているとうっかり食料を買い忘れて旅先まで食べられないなんてこともあり得ますよ。

まとめ

前のり旅行は小さな1泊2日の旅行となるので、単純な日帰り旅行よりも費用はかかります。ビジネスホテルなどを使い宿泊費をできるだけ安くすれば、充実した旅行になります。

今回紹介したホテル以外にも、いろんな旅館があるので是非調べてみてください。

日帰り旅行に関する記事はこちら!

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