こんな悩みが解決できる記事になっています。
実際に私も今回紹介する方法で自由席に座ることができたり、混雑状況を予測して指定席に変更することで、うまく混雑を回避することができました。
当駅始発の新幹線やネット予約サービスから指定席の空席状況をチェックすることで、自由席や指定席をうまく使い分けて快適に移動できるようになります。
記事の前半では自由席を座るための方法を、後半では混雑を予想するための方法を紹介していきます。
座れる確率を上げる方法
座れる確率を上げるには3つあります。
座席数の多い車両に乗る
座席数の多い車両に乗れば、座れる確率も上がります。ただし、列車ごとに自由席の場所は違うので注意してください。
のぞみ号(一番早い新幹線)
2号車(100席)
年末年始、のぞみ号はすべて指定席になり自由席はありません。
ひかり号(列車ごとに停車駅が違う)
2号車と5号車(各100席)
こだま号(終点まですべての駅に止まる)
2号車、4号車、6号車、14号車(各100席)
ここに示した車両以外は、運転席やトイレがあるため座席の数は少なくなっています。
乗る列車の始発駅から乗る
誰も乗っていないため、途中の駅から乗るよりも座れる確率が上がるからです。
東京駅は必ず始発のため座れる確率は高まります。
東京から新大阪間の新幹線始発駅
- 東京
- 品川
- 新横浜
- 三島
- 静岡
- 浜松
- 名古屋
- 新大阪
予定が合えば当駅始発の新幹線で座れる確率をあげていくのもおすすめです。
当駅始発であれば、だれも新幹線に乗っていない状態で乗ることができるため、一番自由席に座れる確率が高いです。
改札口から遠い車両に乗る
東海道新幹線の1号車は、改札口に通じる階段やエスカレーターなどから比較的遠いところにある自由席です。
実際に東海道新幹線を利用した際、車内放送でも1号車が比較的すいているから利用するようにと放送されていました。
のぞみ号が停まる新横浜、名古屋、京都は1号車に近い部分にエスカレーターがあるため、ホームで並んでいる人がいて途中駅から乗る場合は座れない可能性もあります。
しかし、名古屋や京都で降りるために、階段などに近い1号車を利用している場合もあります。そうすれば空席が出て途中駅から乗っても座れる可能性は上がりますよね。
降りた人の座席が確保しやすいくなるということです。
自由席に座れなかった時の対処法
デッキや通路に立つことしかできません。指定席やグリーン車には立ち入ることができないためです。
基本的に自由席が満席でも指定席やグリーン車の空席を利用することやデッキや通路を利用することはできません。混雑具合によって車掌から指定席への立ち席が許可されることもあります。
短距離の移動ならいいですが、のぞみ号となると1時間半や2時間半となると立ちっぱなしはかなりきついと思います。
自由席の混み具合を予想する方法
指定席の予約状況から自由席の込み具合を予想できます。
指定席の予約状況は予約サイトスマートEXや空席照会サービスのサイバーステーションから確認できます。
指定席が満席に近い状況なら、指定席をとれなかった人たちが自由席に乗り込んでくる可能性が高いです。
もしあなたが乗る予定の新幹線が満席だった場合、自由席を利用しようと考えませんか。乗る予定の前後の列車も満席だとなおさらそうですよね。
インターネットサイトから指定席の空き具合を調べることで、自由席の込み具合を予想できます。
スマートEXは、空席状況が△だと座席表は表示できません
スマートEXからの予約状況
サイバーステーションからの予約状況
スマートEXはネット予約ができるサービスで、通常よりも安く予約することができます。詳しくはこちらの記事で解説しています。
自由席のメリット
とにかく安い
普通車指定席に比べて通常だと530円、ゴールデンウィークや夏休みに比べると930円安く乗ることができます。
乗り遅れの心配がない
自由席は列車の指定がないため乗り遅れて買い直しという心配がありません。
指定席よりも人が少ない
時期にもよりますが指定席やグリーン車よりも人が少ない時がありますので、そんな時はかえって自由席のほうがノビノビできると思います。
自由席のデメリット
座れない
座席が決められていないため混雑していると座れず目的地まで立ちっぱなしになることもあります。
混雑する
隣に人が来たり通路に立ち席の人がいるのでかなり圧迫感があります。実際に超混みあった時に乗りましたが座席の前後の圧迫感はあまり感じませんでした。
しかし座席の幅が狭いので横に人が来るとかなり圧迫感を感じます。またトイレに行くときや途中下車でデッキへ向かうときなど周りの人に気を遣いました。
車内販売が来ない
混み具合によっては車内販売が来ないことがあります。
特に立ち席の客がいると通路まで車内販売のワゴンが入ることができず車内で弁当や飲み物を買うことができない可能性もあります。
なので駅の売店であらかじめ買っておくことをお勧めします。
まとめ
東海道新幹線の自由席に座れる確率をあげるには
- 座席数が多い車両を狙う
- 列車の始発駅から乗ること
- 改札口から遠い1号車に乗る
の3つのポイントです。組み合わせて使えばさらに座れる確率はアップします。自由席を使って安く快適に移動しましょう。
ほかにも電車を使った旅行を安くするためのコツを解説しているのでご覧ください。