こんな悩みが解決できる記事になっています。
実際に乗合タクシーについて調べたことで、通常のタクシーよりもお得に使えることが分かりました。
乗合タクシーを利用すれば、今まで車がないからあきらめていた観光スポットに行きやすくなりますよ!
記事の前半では乗合タクシーについて、後半では乗合タクシーを利用していけるスポットを紹介していきます。

乗合タクシーとはなにか
あらかじめ乗る場所と降りる場所が決められている予約必須のタクシーのことです。
乗り合いタクシーは人が少ない地域の移動手段として運行されています。
効率的に運行するため、乗る人がいなければ運行しないようにしています。

例えばあなたが弁当屋をやっているとします。
売れるか売れないかわからずに大量の弁当を作るより、必ず買いに行く人数を知っていれば無駄なく弁当が作れますよね!
乗合タクシーは効率的に運行するために予約が必要になっています。
普通のタクシーとの違い
ここでは乗合タクシーと普通のタクシーで3つの違いを比べていきます。
- 乗るための手続き
- 所要時間
- 料金
乗るための手続き
普通のタクシーは予約せずに乗ることができます。
しかし乗合タクシーは予約が必要なうえ、指定された場所でしか乗り降りできません。
つまり路線バスと同じく、指定されたところでしか乗り降りできません。
予約には締切時刻があるから注意だよ
予約の締切も利用の前日まで、または利用当日でも問題ない場合と会社によって様々です。
なので利用する予定が決まった時点で予約しましょう。
所要時間
通常のタクシーと変わらない、それか長くなります。

その理由はルートが決められていることと、ほかに予約者がいた場合のせる必要があるからです。
普通のタクシーなら目的地まで直行してくれるため、最短ルートを通っていきます。
しかし乗合タクシーは路線バスと同じようにルートが決まっていたり、途中からお客さんをのせる場合があります。
そのため普通のタクシーよりも所要時間は長くなることがあります。
また自分が乗る予定の場所よりも前のところからお客さんが乗ってくるため、通常のタクシーよりも到着まで時間がかかるかもしれません。
料金
普通のタクシーは、距離や乗車時間に応じて料金が増えますが、乗り合いタクシーはあらかじめ区間ごとに料金が決まっています。
最終的にいくらになるのか、乗合タクシーは決まっているので旅行の予算も立てやすいですね。
値段が決まっているのは安心だね!
メリットとデメリット
デメリット
本数が少ない
もともと利用する人が少ない地域の足として乗合タクシーがあるので、運行している本数も少ないです。
中には決められた曜日しか走らなかったり、1日に1往復しかないこともあります。
知らない人と一緒になる
バスと同じく、知らない人と相乗りになる場合があります。
人見知りや知らない人と長時間一緒にいるのが苦手な方にとって、苦痛に感じるかもしれません。
乗降場所が分かりにくい
乗降場所の目印がないため、乗り場に困ることがあります。
この場合は利用する乗合タクシーの会社に問い合わせて、乗り場をはっきりとさせておきましょう。
乗り遅れたら大変だよ!
メリット
車を持たない旅行に最適
乗合タクシーを使えば、通常のタクシーよりも安く、旅行へ行ける範囲を広げることができます。
車がない旅行では駅周辺しか観光できないなど、観光できる場所が限られてきます。
乗合タクシーを使うことで路線バスが通っていないところへもアクセスできるようになります。
通常のタクシーよりも安い
例えば長野県の遠山郷という山間を乗合タクシーと通常のタクシーで料金を比べます。
乗合は7.7キロを300円、通常のタクシーだと3,300円と、3,000円節約できます。
節約しながら快適に旅行したい方にピッタリです
時刻が決まっている
通常のタクシーとは違って運行する時刻が決まっています。
街中でタクシーを利用する場合、何時に空車のタクシーが通るか決まっていませんが、乗合の場合は決められた時刻に乗車するようになっています。
予約が必要な路線バスといった感じです。
乗合タクシーでいける信州3大秘境
下栗の里

日本の里100選に選ばれ、標高800m~1100mに位置する集落です。
最寄駅は飯田線の平岡駅、そこから路線バスと乗合タクシーを乗り継ぎます。

秋山郷

日本の秘境100選に選ばれました。
最寄駅は飯山線の津南駅、そこから路線バスと乗合タクシーを乗り継ぎます。

青鬼集落

長野県白馬村にある、かやぶき屋根や棚田、そしてその背景には白馬の山々が広がります。
最寄駅は大糸線の信濃森上駅、そこからデマンドタクシーで集落入り口の駐車場まで行きます。

デマンドタクシーふれAI号はルートや運行時刻が決められていませんが予約は必要です
乗合タクシーの注意点
大きな荷物は持って行かない
乗合タクシーは交通機関がない地域のためのものです。
スーツケースなど大きな荷物を積んでしまうと、ほかの方が利用できなくなります。
あらかじめ宿へ宅配便で送るか、荷物を小さくまとめてから利用しましょう。
予約方法はきちんと確認
タクシー会社によってアプリから予約、電話で予約と分かれていたり、電話予約は地域住民だけだったりと予約方法が分かれています。
公式サイトで予約方法を確認して利用しましょう。
キャンセルは必ず連絡すること
もしキャンセルをすることになったら早めに連絡します。
連絡がないと乗る予定の人を運転手が探してしまい、タクシーが遅れてほかの利用者の迷惑になるからです。
なので、乗る予定がなくなったら必ず連絡を入れましょう。
まとめ 乗合タクシーは車がない人の強い味方
乗合タクシーは
- 予約が必要
- 所要時間は普通のタクシーと同じか長い
- 料金は定額
乗合タクシーはルールや運行時刻を旅行に合わせて利用できれば、車がないとあきらめていた観光地へも行ける画期的な移動手段です。
この機会にぜひ、列車、バス、そして乗合タクシーを使って車がないと行けないような秘境スポットへアクセスしてみましょう!
計画の立て方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。