ひとり旅のコツ

一人旅ができない男性へ 一人旅をする人の特徴と旅のメリットを解説

このような悩みが解決できる記事になっています。

高校生の頃、お出かけ感覚で日帰り旅行をした結果、北海道や富山県の日帰り旅行に発展していきました。

この記事で紹介する一人旅へのステップを踏めば、必ず一人旅をすることができますよ。

記事の前半では一人旅ができる人とできない人の特徴を、後半では一人旅をこれからするためのステップや注意事項を解説しています。

一人旅ができる人の特徴

一人で旅ができる人はこのような特徴があります。

それぞれどういうことなのか見ていきましょう。

まず一つは、新しいことに興味を持ちやすい好奇心旺盛な人です。知らない土地は常に新しい刺激があります。

例えばご当地グルメや昔ながらの街並みなど。そんな刺激を求めて旅に出たいという気持ちになるのです。

私の場合、テレビで京都の抹茶を使ったパン屋についての番組を見ました。

もともと抹茶が好きだった私は興味をもち、時間ができたときにそのパン屋を訪れたということがあります。今まで知らなかった抹茶を使った食べ物というものに興味と刺激を受けて旅をしました。

好奇心旺盛だと、自分の興味を、旅の目的にすることができます。

自分の興味を追求することが、次の旅へ出かけるきっかけになります。

例えば、ご当地グルメに興味を持ち、ほかにはどんなものがあるんだろうと調べて行きます。

調べていくうちにたくさんのグルメを知り、どこに行けば食べられて、有名なお店はどこでどんな味がするのだろうと、追求することで、再び旅に出てみたくなるわけです。

物事を追求していくことで、いろいろな初めての土地に行く機会ができ、それが一人旅に行くきっかけになります。

一人旅は自分が行きたいところだけに行くことができて時間も自由に使えるからです。

ご当地グルメをおなか一杯になるまで食べたり、一日中その土地にしかない鉄道に乗ったりできます。自分の興味がないところは計画からすべて外して、旅を楽しむことができます。

マイペースで旅を楽しめるのは、一人旅ならではですよ。

一人旅が苦手な人の特徴

一人旅が苦手な人にはこんな特徴があります。

それぞれどんなところで一人旅が苦手なのかを掘り下げていきます。

一人旅は文字通り、一人しかいないため、見た景色や食事を誰かと共有することはできません。

例えば自分が目的にしていた店が休みだった時、その悔しさを友達と共有したり、今までで初めての食感のパンを食べてみたりしたとき、仲間とともに旅行していれば、その感想を言い合うことができますよね。

しかし一人旅だと、その相手がいません。

いろんなことは友達と共有して旅をしたいという方は、一人よりも集団で旅をする方が楽しめると思いますよ。

周囲に大勢の人がいても、ほとんどが知らない人で、移動中も宿でも常に一人でいるため、不安を感じやすくなるからです。

見知らぬ土地を移動するときも、誰かに「こっちの道だよ」と言ってもらえることで安心できます。

また自分が立てた計画も、だれかにOKと言われないと、旅に対して不安が残り、楽しさよりも不安が残ってしまいます。

不安を感じやすいと、旅を楽しむ余裕が減ってしまいます。逆に自分に自信を持ちたいと考えると、一人旅は自信をつける良いきっかけとなります。

有名な観光地で、大勢の観光客のの中に自分が一人でいることを考えてしまいます。すると、「一人なのオレだけか」と考えて、周りからの視線を気にして、旅を楽しめなくなってしまうからです。

例えば飲食店の順番待ちをしているとき、名前を呼ばれて視線を集めたり、ホテルのロビーでチェックインを待っていたり、旅行中は何かと大勢の中にいることがあります。

観光地で団体ツアー客がいると、ちょっと気まずい感じになりませんか。

そんな状況で周りを気にしてしまうと、落ち着かないですよね。

友達や家族と常に一緒にいる人にとって一人旅は、さみしいと感じる場面があります。

移動中は景色や食べ物に集中していても、いざ電車や宿で寝るとき、話し相手がいないため、さみしさを感じやすくなるからです。

友達が家に遊びに来ていて、帰った後の静かになった部屋を思い出してみてください。旅では、そんな状況が知らない土地で起こるのです。

さみしがりやにとっては、かなりつらい状況ではないでしょうか。

繰り返しになりますが、知らない土地でさみしいと感じると、旅行を早く終えてしまいたいと考えがちになります。

しかしビジネスホテルなど、一人利用があるところや寝台列車、夜行バスなら周りに同じような状況の人もいるので、さみしさも感じにくくなります。

一人旅はすべてを自分だけでやる必要があります。計画から準備、きっぷや宿の手配はすべて自分でやらないといけないので、めんどくさがる人は、まずそこで「面倒くさい」と感じてしまいます。

計画を立てたものの、宿泊予定のホテルが満室だったり、持っていく服をパッキングしたり買い足したりと、やることはいろいろあります。

めんどくさいという感情が準備の邪魔をして、結局行かないという選択をとることもありえます。

どうすれば一人旅に行けるのか

今行動しないとどうなるか考えてみることです。旅に行く行かないは自由ですが、悩んだら行動してみることをおすすめします。

私自身、時間があったり気分転換をしたいから旅に出たいと考えるわけです。しかしそこで行かなかったら、将来結婚したり仕事がどんどん忙しくなったりして、本当に出かける時間や元気がなくなってしまうかもしれません。

独身時代にいろいろと日帰り旅行をしてきて良かったと思う反面、泊りの旅行にも行きたかったと思っています。

今、旅に行こうと考えて、どうしようか悩んでいるのなら、自分が後悔しないためにも、勇気をもって行動しておきましょう。

一人旅のメリット

ここからは、一人旅のメリットを紹介していきます

一人旅のメリットは主に4つあります。

  • 判断力がつく
  • 成長できる
  • 会話のネタになる
  • その土地に詳しくなる

それぞれ一人旅のどんなところがメリットにつながるのか解説していきます。

旅の計画は自分ですべて決めるため、時間内に巡れるように観光する場所を取捨選択する力が必要だからです。

例えば、計画の段階で砂丘や美術館、海水浴を楽しもうと考えています。しかし現地に着くと観光客で混雑していました。そこで、美術館に行くことをあきらめ、砂丘と海水浴の2つを目的にしようと判断しました。

このような感じで、旅の回数を重ねるうちに取捨選択する回数が増え、判断力が付きます。

さみしさや不安感を取り除き、耐える力を養うことができるので、自分の成長にもつながります。

実際、高校生の頃語学研修で1か月間オーストラリアのメルボルンにホームステイしていたことがあります。最初に1週間はものすごく寂しくて、早く帰りたいとずっと思っていました。

しかし日が経つにつれ、一人で街の中心部に出て、レストランで朝食を食べたり、水族館に行ったり、自分に合ったスタイルの過ごし方を見つけて楽しむことができました。

回数や経験を重ねることで、自分の成長につなげることができます。

一人旅に限ったことではありませんが、旅行から帰ってくれば家族や友達、会社の人との会話のネタになります。その分思い出として深く残ります。

旅先で起きた出来事は会話のネタになります。また人に話すこと、つまりアウトプットすることで旅行の記憶をより深く思い出として残しておくことができます。

旅行計画を立てるとき、必ずその土地について下調べをするので、交通機関やアクセス方法、名産品などに詳しくなれます。

私の場合、旅先のご当地グルメや有名な温泉について必ず調べてから計画を立てます。

その後どうすれば旅先を効率よく回れるのかを考える際、路線バスという選択肢が必ず出てきます。これだけで、グルメや温泉、現地の交通機関について少し詳しくなれていますよね。

一人旅だからこそ、旅先のいろいろなことに詳しくなれるのです。

集団旅行では思い出をその場で共有して、仲間同士の心配りを養うことができる一方、一人旅も自分を成長させることができます。

一人旅をするためのステップ

最初は日帰り、慣れてきたら距離を伸ばして日帰りや宿泊するようにします。

近場の日帰りであれば計画を立てなくてもできますし、いきなり宿泊旅行だと計画を立てたり荷物の準備をするのが大変だからです。

例えば東京都在住だとします。日帰り旅行を初めてするにあたり、埼玉県の秩父と青森県の青森市のどちらへ行くか聞かれたらどうしますか。

行き方が何となく予想できる秩父を選びますよね。日帰りと宿泊どちらにするか聞かれたら、準備も簡単そうな日帰りを選びますよね。

私も高校生の頃、お出かけ感覚で、箱根や秩父を一人で日帰りしていました。その経験がきっかけで青森と北海道を日帰りしたり、愛媛県の松山を寝台特急で行くなどの旅行好きになりました。

まずは近場の日帰り旅行で一人旅というスタイルに慣れ、徐々に遠方を泊りながら旅行していけばあなたも一人旅ができるようになりますよ!

一人旅で気を付けること

一人旅で気を付ける主なポイントは2つです

  • 常備薬を持つ
  • 緊急連絡先を知人や家族に伝えておく

なぜ気を付けておくのかを解説していきます。

常備薬は万が一の体調不良に備えるためです。慣れない土地で、特に地方都市や山間部などすぐに薬局を見つけることが難しい場合もあります。

そんなときのために、普段使っている薬や体調面で心配な症状があるときに対処できる薬を持つことが大切です。

お互いに緊急時の連絡先として、つながりやすい電話や宿の電話を伝えておきます。

旅先から実家や友達への連絡は簡単ですが、逆の場合は電波が届かなかったり、移動中でなかなか電話を取ることが難しかったりします。今は電話以外にも連絡手段はありますが、電波状況が悪ければラインの送受信にも影響はあります。

実際に富山県を旅行しているとき、急な頭痛に襲われましたが、近くに薬局を発見し何とか回復しました。

その数年後、新潟県を旅行中、頭痛に襲われましたが、薬を持っていなかったため、吐き気を催すまで悪化させて家に帰るということがありました。これをきっかけに旅行では必ず頭痛薬を持つようにしています。

せっかくの旅行を楽しむためには常備薬を持ち、連絡先を伝えておくことで万が一の時に被害を最小限に抑えることができます。

そのほか旅行に必要なものはこちらの記事で紹介しています。

まとめ

一人旅がしたい人、みんなと旅行したい人、それぞれいると思います。自分に合った旅行スタイルを見つけて、旅を楽しんでください!

そのほか一人旅に関する記事はこちら!

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