こんな悩みが解決できるようになっています。
鉄道会社で10年働き、1人旅を12年以上続けてきた経験をもとに、快適な座席を紹介していきます
この記事で紹介する座席を利用すれば、旅や仕事の移動も快適に過ごせるようになります。

1人で新幹線を利用するときにおすすめの座席

目的によっておすすめの座席が違ってきます。
ここでは
- 旅行で利用するとき
- 仕事で利用するとき
2つに分けて紹介して行きます。
旅行でおすすめの席

窓側のE席がおすすめです。
なぜならE席は二人掛けの窓側席で景色を見やすく、またコンセントも窓側ならすべての新幹線で完備されているため、スマホやカメラのバッテリー充電も行えます。
例えば旅先の情報を集めていて充電が少なくなった時、通路側にはコンセントがないため充電できません。
しかし窓側の座席ならすぐに充電することができて、そのうえ外の景色もよくみられるため旅の気分を高めてくれることにもつながります。
繰り返しになりますが、コンセントあり、窓からの景色もよく見えることから旅行ではE席をおすすめします。
仕事でおすすめの席

進行方向一番前の通路側のC席、または7号車のSwork車両の窓側座席がおすすめです。
その理由は、デッキに出やすいからです。
例えば仕事の電話をしようと思い席を立ちます。
隣には足を組んで寝ていたり、スーツケースを足元に置いていたりする人がいれば、通路には出にくいですね。
しかし通路側であれば好きなタイミングで通路に出ることができます。
また7号車の一部の座席は、車内で仕事をする人向けの座席になっていて、3列席の真ん中に仕切りを設けて2人掛けに改造されています。

窓側ならコンセントがあり、さらに追加料金を払えば完全個室になっているワーキングスペースも利用できます。
古い新幹線、新しい新幹線を問わず、共通してコンセントがあるのは一番前の座席です。
そのため、どの車両が来てもおすすめの座席は進行方向一番前のC席か7号車のSwork車両の窓側です。
窓側と通路側のメリットデメリット

窓側
デメリット
通路へ出にくい
となりの人が足元に荷物を置いていたり、寝ていたりすると通路へ出にくいですよね。
荷物を降ろしにくい
荷物棚の真下が座席のため、大きな荷物の上げ下ろしが大変です。
メリット
景色がよく見える
窓からの景色をよく見ることができるので退屈しないうえ、旅の気分を高めてくれます。
コンセントがある
窓側には新幹線の車両の種類に関係なくコンセントがあるため、移動中にスマホやカメラ、パソコンに充電ができます。
ブラインドを自由にいじれる
まぶしかったり、寝顔を外から見られたくないとき、ブラインドを調整できます。
通路側
デメリット
窓側の人が通路へ出るとき気を使う
気持ちよく寝ていたり、テーブルを出して弁当を食べているとき、隣の人が通路へ出ようとすると、起こされたりテーブルを片付けて通れるようにしなければいけません。
コンセントがないときがある
新幹線の古い車両では通路側にコンセントがないときがあります。しかし車内一番前の座席ならコンセントがついています。
外の景色がよく見えない
隣に人がいるので窓の外がよく見えません。そのため富士山がちらっと見えてもうまく写真を撮ることすらできません。
メリット
通路に出やすい
トイレやデッキへ行きやすいです。
荷物の上げ下ろしがラク
荷物棚との距離がちょうどよいため、荷物の上げ下ろしがラクにできます。
座席選びで失敗しないコツ

- 指定席を使うとき:必ず座席表から選ぶ
- 自由席を利用するとき:始発駅や空いている列車を利用する
指定席を使うとき
特に出入り口に近い座席を選ぶには、座席表から選ばないと確実に購入することができません。
指定席を予約するとき機械任せにすると希望する座席を選べなかったり、隣に人がいる座席が割り当てられることがあります。
自由席を使うとき
自由席の場合、始発駅や空いている列車に乗らないとすでに希望する座席に人がいて座れないかもしれません。
必ず自分で選んだり始発駅や空いている列車を選ぶことで一人で新幹線を利用する時におすすめの座席を確保できます。
穴場の座席

3列席の窓側と通路側です。
実は3列席の真ん中の座席は、最後に割り当てられる座席なんです!
まず3列席の両端を埋め、そして2列席、最後に3列の真ん中です。
なので、3列席の窓側または通路をとったほうが、隣に人が来にくいということなんです。
うまくすれば2列席よりも広く使えるかもしれませんね!
きっぷが購入できる日は乗車1か月前の午前10時から
新幹線のきっぷが購入できるのは乗車する1か月前の午前10時です。
窓口や駅の券売機で買えるほか、ネットからも予約・購入できます。
新幹線に必要なきっぷはこちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ おすすめの座席はE席、または一番前の通路側
再度結論です。
旅行でおすすめなのは
- E席窓側、落ち着いて過ごしたい方は車両の中央付近がいい
仕事でおすすめなのは
- 車両一番前のC席通路側
状況に合わせて使い分けてくださいね!
ほかにも新幹線を使ってお得に旅する方法を紹介しています。