こんな悩みの方におすすめ
こんな悩みが解決できる記事になっています。
実際に私も自動車保有率トップ5にランクインする群馬県で、車を保有することなく過ごしてきました。
現在でも車は持っていませんが、みじめに感じたことは一度もありません。
この記事で紹介する車がない生活がどんなものか知ってもらえれば、車がなくてみじめだなんて考える必要はなくなります。
記事の前半では車なしで生活してみたリアルの声を、後半では車がないと困ることをお伝えしていきます。

車がないとみじめなのか?結論:ちがう!

車がなくてみじめなのかと言われれば、それは違います。
車を所持していると、維持費がかかったり、事故のリスクが上がったりして大変だなあなんて思っていました。
会社でも車やバイクをほとんどの社員が持っています。
しかし車を持っていないという理由でみじめに思うことはありませんでした。
逆に車を持っていないというのが話のネタになりました。
したがって、車がないからみじめだと悩むことはありません。
駐車場探しや渋滞の心配もいりませんよ
車がない生活をしてみた結果

不自由はほぼありません。
結婚後、群馬県を含めてずっと車なしで生きてきたがものすごく不便と感じたことはないからです。
これは私が実際に住んだ場所も影響しています。
駅やスーパー、コンビニ、さらにホームセンターまで徒歩圏内でした。
そのため雨の日でも歩いて買い物に行くことができました。
しかし通勤のため最寄り駅まで毎日1キロ歩くのはしんどかったので自転車は買っておきました。
住むところによっては車がなくても生活できることが分かりました。
駅とスーパーさえ徒歩圏内にあれば、車がなくても困らないと感じました。
私がおすすめする自転車はこちらの記事で紹介しています。
車がない実際の生活
駅と家の往復
最寄り駅までは自転車で行きます。
雨が降っていたら雨がっぱを着るためいつもより5分ほど早く起きる必要があります。
特に冬場は風が冷たく、マフラーと帽子がないと寒すぎて震えが止まりません。
引っ越してきたとき、ライフラインの契約と一緒に駐輪場を契約します。
運が悪いと満車のため契約できません。
実際利用していた駐輪場は、近くの不動産屋が管理運営していました。
買い物
買い物は近所のスーパーに行きます。
無料の水4リットルと食材を買って帰ります。
自転車の前と後ろのかごいっぱいに積んでるので、アシストなし自転車だとかなりきついと思います。
賃貸アパートの駐輪場は小さく、屋根はありますが雨が降ると大抵濡れています。
ホームセンターで大型家具を買う時は宅配を利用します。
軽トラの貸し出しもありますがペーパードライバーのため使ったことはありません。
お出かけ
バスや電車の時間を軸に出かけます。
万が一乗り遅れると1時間電車が来ないということもあるのでできるだけ早めに家を出るようにしていました。
車がなくても生活はできる
駅やスーパーなどが徒歩圏内にあれば車がなくても生活はできます。
そうすれば日常生活で必要なものをすぐに調達できるためです。
しかし、大型家具やパソコンなど専門店へ行かないと買えないものは、ネット通販を利用したり、電車に乗って買いに行くなどうまく使い分けていました。
買い物の内容によっては車があると便利ですが、ほとんどの場合、徒歩や自転車だけで十分です。
車がなくても旅行はできる
電車やバスなどをうまく乗り継げば、車なしでも旅行に行くことができます。
そのためにはしっかりと旅行の計画を立てる必要があります。
実際に新婚旅行では北海道を訪れ、公共交通機関のみを使い約3300キロを7泊8日かけ移動しました。
詳しい旅行計画の立て方はこちらの記事で紹介しています。
車がなくてよかったこと
車を持たないから得られる良かったことを紹介します。
- 渋滞に巻き込まれない
- 維持費がかからない
- 環境にやさしい
渋滞に巻き込まれない
渋滞に巻き込まれる心配はありません。
そのため目的地までの所要時間が分かりやすいです。
維持費がかからない
徒歩移動のためお金はかかりません。
自転車を使っても、初期投資だけでそれ以降修理などを除いて維持費はほぼかかりません。
環境にやさしい
排気ガスを出さないため環境にやさしいです。
車がないと困ること

今でも車なし、自転車で生活していますが、困ったこともいくつかあります。
- 長いものが運べない
- 大型家具を運べない
- 電車やバスの時間に合わせて行動しないといけない
- 雨の日の外出が大変
- 冬場、駅まで行くのがつらい
- 行動範囲が狭くなる
長いものが運べない
1メートルくらいのものなら徒歩や自転車で運ぶことができますが、それよりも長いものを運ぶのは無理です。
例えば木材や物干しざおなどは、車でないと運ぶことができず危険です。
大型家具が運べない
組み立て式家具を何度か買ったことがありますが、重すぎるためすべて宅配便で届けてもらいました。
またテレビ台を徒歩で持って帰ろうとしたところ、危ないから宅配を使うように店員に止められたこともあります。
電車やバスに時間に合わせて行動しないといけない
自転車では行けない遠い場所へ出かけるちきは、電車やバスを使っていました。
その分電車やバスに時間を合わせて行動しなくてはいけませんでした。
都心部に向かう電車は15分間隔ですが、逆方向へ行く電車は1時間から2時間に1本のみ。
バスに関しては早朝深夜には運航なしという感じです。
万が一乗り遅れれば1時間待つか、歩いた方が早いか、悩むこともありました。
雨の日の外出が大変

駅やスーパーに歩いて行けても、雨が降ると外に出るのが面倒くさくなります。
雨の中自転車に乗るときはかっぱを着ていましたが、着たり脱いだりするのがとても面倒でした。
そんな時は、車で迎えに来られている人をうらやましく感じました。
冬場、駅まで行くのがつらい
冷たい風にあたりながら駅やスーパーへ行くのがとてもつらかったです。
マフラー、手袋、帽子は必要不可欠でした。
また足も冷えるため電熱線入りの靴下も購入しました。
行動範囲が狭くなる
車がないため自転車や電車、バスで行けない場所は、今後車を持たない限り行くことはありません。
例えば山の中にあるキャンプ場などです。
また乗り継いでいけるとしても時間が合わないため、目的地まで時間がかかることもあります。
もし車を買ったらいくらかかるのか

車を買うと税金や維持費などいろいろなお金がかかってきます。
- 購入費
- 自動車税
- 自賠責任保険
- 重量税
- 車検代
- 任意保険
- 駐車場代
それぞれどんなことにお金がかかるのかを掘り下げて解説していきます。
購入費
車を購入するときにかかるお金です。
自動車税
購入した車が吸い込める空気の量と、補給できるガソリの量、この2つを合わせた量で決められる税金のことです。
自賠責任保険
車を運転するとき、絶対に入っておかなければいけない保険です。万が一車を運転していて人身事故を起こしてしまった場合に支払われます。

フェンスに突っ込んだり、看板をなぎ倒したりなど、物を壊した時には適用されません。
重量税
車の重さや種類、使用する目的、車を購入して道路を走れるようにする手続きから経った年数によって変化する税金のことです。
車検代
自賠責任保険、重量税、印紙代を含めた代金のことです。印紙代とは車検に必要な手続きや証明書を発行する際の手数料のことです。
任意保険
自賠責任保険がカバーできていない部分をカバーするための保険です。
フェンスに突っ込んだり、看板ををなぎ倒したりしたときに適用されます
駐車場代
車を止めておくための場所代です。賃貸住宅によっては無料のところもあります。
ホンダN-BOXを新車で購入した時にかかる初期費用
車本体の購入費 | 168万9600円 |
自動車税 | 3,700円(エコカー減税適用) |
自賠責任保険(1年間) | 9,865円 |
重量税 | 3,700円(エコカー減税適用) |
車検代(1年平均) | 1万円~5万円(重量税、自賠責任保険を含む) |
任意保険 | 1万1000円~8万円 |
駐車場代(1年間) | 場所による |
合計 | 172万7865円~183万6865円 |
翌年以降、購入費用以外の3万8265円~14万7265円がかかります。
10年間保有すると184万2660円~316万2250円がかかります。
まとめ 車がなくてもみじめじゃない!
車がないから、維持費もかからず事故にあうリスクもぐっと減らすことができています。
また車に代わる手段も住む地域によってあるので、「みじめ」と考えすぎるのはやめましょう。車がない分、浮いたお金でおいしい物でも食べましょう。
車なしで旅行を楽しむコツをこちらの記事で紹介しています。