電車

車のない旅行者必見 無人駅でのきっぷの買い方完全解説

こんな悩みを解決できます。

実際にローカル線を旅行で使ったときの経験をもとに解説していきます

この記事を読めば、秘境旅行でも簡単に無人駅から列車を利用できるようになりますよ。

記事の前半では無人駅でのきっぷの買い方を、後半では無人駅での困りごとをQ&A方式で解説していきます!

無人駅でのきっぷの買い方

無人駅の設備によって違います。

ここでは

  • 券売機がある場合
  • ICカードで乗る場合
  • 乗車駅証明書がある場合
  • 何もない場合

の4つに分けて解説していきます。

券売機がある場合

券売機で切符を購入します。

もし目的の駅までの金額が分からない、券売機にほしいきっぷが表示されていないときは一番安いきっぷを購入します。

足りない分は降りるときに支払えば問題ないです。

乗る区間よりも高い料金の切符を買ってしまうと、買いすぎた分を払い戻すことは原則できません。

そのため安いきっぷを買い、あとで精算するのがおすすめです。

ICカードで乗る場合

乗る駅と降りる駅で、ICカード利用ができる範囲なら駅にICカード読み取り機が置かれているので、機械にカードをタッチして列車に乗ります。

しかしICカードを利用できない場合もあります。

  • 乗る駅と降りる駅のどちらかがICカード利用ができないとき
  • ICカードが使えないエリアをまたぐとき

こんな時は券売機があれば切符を買い、なければ何も買わずに列車に乗ります。

無人駅を利用するならICカードよりも紙のきっぷで乗るのがおすすめです。

乗車駅証明書がある場合

券売機もなくICカードの読み取り機がない場合、乗車駅証明書を発行して列車に乗ります。

乗車駅証明書は、あなたがどこから乗ったかを証明するための大切なものです。

降りる駅の窓口や運転士に提出して料金を払います。

また券売機があっても壊れて使えないときに、乗車駅証明書を持って乗る場合もあります。

あらかじめ印刷されたものが置かれていたり、機械で発行したりなど証明書のもらい方はいくつかあるよ

何もない場合

来た列車にそのまま乗ります。

だいたいドア付近に整理券の発行機があるので受け取ります。

整理券の発行機がない時は車内で精算するか、降りるときに運転士か駅の窓口で支払います。

実際に無人駅から乗ったとき、列車内で整理券を受け取りました。

※実際に車内で発行された整理券

駅員のいる駅で降りたので、窓口で整理券を渡してお金を払いそのまま駅を出たことがあります。

また列車によっては、運転士のほかに精算だけを行う係員が乗っています。

車内で精算をすると、精算済みを証明するレシートが発行されるので、降りる際に運転士か駅の窓口で渡します。

降りるときの支払い方法

  • 無人駅で降りるとき
  • 駅員がいる駅で降りるとき

無人駅で降りるとき

お金は運賃箱に入れるか、車内で精算していればレシートを運転士に渡してください。

運賃箱にそのまま切符を入れることもできます。

駅員がいる駅で降りるとき

窓口で支払います。

駅員がいる駅では列車のすべての扉が開きます。(路線によっては無人駅でもすべてのドアが開く)

実際にワンマン列車の飯山線を乗った時、無人駅は運転士に一番近いドア、駅員のいる駅ではすべてのドアが開きました。

無人駅の悩みQ&A

無人駅から列車に乗るにはどうすればいいですか?

列車が来るまではホームのベンチや待合室で過ごします。

列車が来たら乗りますが、自動でドアが開く場合とボタンを押して自分でドアを開く場合の2通りがあります。

また無人駅では降りる人と乗る人でドアが分かれています。

降りる人は運転士に一番近いドアから、乗る人は降りる人の隣のドアから乗車します。

乗り方について待合室にポスターで貼ってあることもあるので探してみるといいですよ。

それでも迷ったら駅員がいる駅に通話できるインターホンや専用電話があるので活用してみてください。

ほんとに車内で切符が買えるんですか?

車掌や精算係がいれば買うことができます。

実際に飯山線に乗った際、無人駅から乗った乗客に精算係が切符を売っていました。

また車掌が乗っている列車では、走行中に切符を持っているか確認されたこともあります。

万が一切符を売りに来なかった場合は降りるときに運賃箱または駅員のいる窓口で支払います。

車掌が乗っている場合は降りるときに車掌へ運賃を支払います。

駅に着くと、車掌が走って運賃の回収をしている光景もあるよ

ICカードで乗ったが降りる駅がICカードの利用対象から外れていた

降りるときに、乗った駅からの運賃をすべて現金で支払います。

ICカードが使えない路線では、ICカード自体のデータの書き換えができません。

そのため運賃を全額現金で支払います。

ICカードは降りるときのタッチでお金がひかれる仕組みです。

現金で支払ったときは係員から現金で支払った証明書を受け取り、後日ICカードが使える駅の窓口でカードの処理を行います。

さらに乗る駅と降りる駅ではICカードが使えるのに、途中で使えない区間をまたぐときも同じです。

まとめ 無人駅使うなら紙のきっぷを前もって買っておこう

無人駅を安心して使うには、切符を前もって買っておくと安心です。

JRの指定席券売機なら購入駅以外の駅からのきっぷも買うことができます。

秘境旅をするには無人駅の利用は切り離せません。

ローカル線に乗って秘境の旅に出かけましょう!!

旅先まで新幹線を使いたい、でも乗り方が分からない…なんて方はこちらの記事を合わせて読んでみてください!

-電車