こんなお悩みが解決できる記事になっています。
私自身、旅行好きが高じて国内旅行業務取扱管理者の資格を取得しました。
この記事を読めば、マイルを使って誰に航空券を買うことができるのか、マイル以外で航空券を購入する方法などが分かります！
記事前半では友達にマイルを使った航空券が買えるのかやマイル以外の購入方法を解説しています。後半では飛行機以外のマイルの利用方法を解説しています！
友人にマイルは譲渡できない
早速ですが、自分で貯めたマイルは友人に譲渡できません。つまり、友人の航空券をマイルで購入することはできません。
なぜならマイルは、自分からみて2親等以内にしか譲渡できないと決まっているからです。
2親等の範囲
| 配偶者 | 0親等（あなたと同等） |
| 子とその配偶者 | 1親等 |
| 両親 | 1親等 |
| 義理の両親 | 1親等 |
| 祖父母 | 2親等 |
| 義理の祖父母 | 2親等 |
| 兄弟姉妹とその配偶者 | 2親等 |
| 義理の兄弟姉妹とその配偶者 | 2親等 |
| 孫とその配偶者 | 2親等 |
このように、自分で貯めたマイルは２親等以内の人にだけ使うことができます。
特典利用者登録が必要です。（マイレージ会員以外の人が、マイルを使うための手続きのこと）
友人の航空券を購入する手段5選
マイル以外で航空券を購入する方法をここでは5つ紹介します。
一つずつ詳しく見ていきます。
いっしょにマイル割を使う
いっしょにマイル割は、代表者は1万マイル、家族は割引運賃で飛行機を利用できるサービスです。
例えば、大人2人と子供2人で東京と新千歳間を移動する場合
通常
東京から新千歳:48,448円（往復スーパーバリュー28を利用）
新千歳から東京:74,480円（往復バリュー1を利用）
合計:122,920円
いっしょにマイル割を使った場合
マイレージクラブ代表:1万マイル（往復）
その他の家族3人:99,600円（往復）
合計：1万マイル+99,600円（23,320円分をマイルで支払うことになり、この時の1マイルは約2.3円です。）
楽天Edyで支払う
1マイル1円分の楽天Edyに交換できます。楽天Edyでの支払いはANA国内線カウンターか、自動チェックイン機で行うことができます。しかも200円の支払いにつき1マイル付与されます。
楽天Edyカード1枚にチャージできる上限は5万円です。
ANAマイルから楽天Edyへのチャージは自宅のパソコンからできます。受け取りは自宅のパソコンまたはファミリート、おサイフケータイで行えます。
パソコンで楽天Edyを受け取る場合、カードの読み取り機が必要です。
![[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/419b03e5.a5d024a0.419b03e6.a838c167/?me_id=1322327&item_id=10059446&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fsnetshop%2Fcabinet%2F4323%2Fc0324323.jpg%3F_ex%3D128x128&s=128x128&t=picttext "[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]")
マイルから交換した楽天Edyの受け取り方
楽天スーパーポイントにする
1マイル0.8ポイントで交換できます。国内線の航空券に利用することはできませんが、楽天トラベルの航空券と宿泊地をセットにしたパッケージツアーや海外航空券の支払いに利用できます。
さらにクレジットカード決済やコンビニ決済と併せて利用することができるので、少額の楽天ポイントでも使うことができます。
ポイントサイトで貯めたポイントを使う
ポイントサイト「モッピー」のポイントウィズ制度を使えば、友人や家族貯めたポイントを一つにまとめることができます。
例えば1つの貯金箱（ウィズ通帳）をみんなで共有し、旅行や買い物などに向け協力してモッピーのポイントを貯めていく制度です。
注意
協力してくれる人はLINEでつながっている方で、モッピーの会員登録が必要です
ANAスカイコインにする
ANAマイルをANAスカイコインに交換し、国内ツアーや海外ツアーの支払いに利用することできます。友人の分もANAスカイコインで支払うことができ、ANAスカイコインへは100％の交換率です。
航空券の購入では、2親等以内しか使うことができませんが、ツアーの支払いなら制限はありません。
さらに、旅行に行く代表者がANAマイレージクラブ会員、または特典利用者登録されていることが必要です。
特典利用者登録とは
ANAマイレージクラブ会員が貯めたマイルを、ほかの人が航空券を交換できるようにするための手続きのことです。会員本人から見て2親等以内の人に限られます。
例
AさんはANAマイレージクラブの会員、Bさんはその妻で、特典利用者登録されています。
Bさんとその友人CさんDさんの3人で旅行するとき。（代表者はBさん）
⇒スカイコインでツアー旅行ができる（代表者が特典利用者登録されているから）
Bさんとその友人CさんDさんの3人で旅行するとき。（代表者はCさん）
⇒スカイコインでツアー旅行ができない（代表者が特典利用登録されていないから）
AさんとBさん、CさんとDさんの4人で旅行するとき。（代表者はDさん）
⇒スカイコインでツアー旅行はできない（代表者が特典利用登録されていないから）
Aさんと友人のCさんの2人で旅行するとき（代表者はAさん）
⇒スカイコインでツアー旅行ができる（代表者がマイレージクラブ会員だから）
飛行機以外にマイルを使う
飛行機以外でも、マイルを使って食事、宿泊、ショッピングを楽しむことが可能です。
食事
ANAバラエティクーポンに交換することで、ホテルでの食事を楽しむことができます。例えば10000マイルを交換すると帝国ホテルでアフタヌーンティーを、15000マイルを交換するとディナーが楽しめます。
宿泊
ANAトラベラーズホテルからホテルを予約すると、マイルで宿泊代を支払うことができます。また不足分はクレジットカードで支払うことができます。
買い物
ANA MALLでは、ANAオリジナル商品から食品や家電まで幅広い商品をANAマイルで購入することができます。
不足分はクレジットカードで支払うことができ、また購入金額の一部をマイルの支払いに充てることもできます。
まとめ
マイルは2親等以内の家族にしか譲渡できないため、友人には直接使えません。ただし、楽天Edyやポイントウィズ制度を利用することで、友人との旅行にマイルを間接的に活用することができます。
手間はかかりますが、友人のためにマイルを利用できる方法は他にもたくさんあります。いろんな方法で一緒に旅行やお食事を楽しんでください。
ほかにも、飛行機以外でマイルを稼ぐ方法を紹介しています。ぜひご覧ください。
