旅のコツ

国内を電車で旅行するときのコツ3選 荷物があっても子連れでも安心

お得なきっぷやホテルや旅館の宅配サービス、普段乗らないトロッコ列車などを利用すればこれらの悩みは解決します。
実際に私も今まで鉄道とバスを主に旅行してきましたが、これら3つを利用することで車がなしでも快適に旅行できました。

特に公共交通が少ない北海道もタクシーをうまく利用することで8泊9日の旅行を楽しめました。

メリット

  • 事故の確率は減る
  • 時間にほぼ正確
  • 渋滞に巻き込まれない

記事の前半では電車を使った旅行のお悩み解決を、後半では電車旅行のメリットを解説していきます。

この記事を書いた人

  • 国内旅行業務取扱管理者資格取得
  • レンタカーを含めた車を使わずに旅行する
  • Xで旅の記録や旅行に役立つことを投稿

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お金をかけずに行くためには

できるだけ節約しながら電車旅行を楽しみたいですよね。まずは北海道から九州までの各地域ごとのフリーきっぷを紹介して行きます。

特定エリア内の主な限定パス

青春18きっぷ(期間限定)

  • 5日間連続、または5人で利用できる
  • 全国のJR在来線の自由席と一部のローカル線が乗り放題
  • 全国のJRの主な駅、JRの旅行センター
    主な旅行会社で発売
  • 値段 12,050円

北海道フリーパス

  • 7日間連続で有効
  • JR北海道内の鉄道(自由席)が乗り放題
    指定席は6回まで利用可能
  • JRの主な駅、主な旅行会社へで発売
  • 値段 27,430円

首都圏週末フリーパス

  • 2日間連続する土休日で有効
  • フリーエリアまでの往復とフリーエリアのJR線
    東京モノレール、臨海高速鉄道が乗り放題
  • 指定席券売機、みどりの窓口、主な旅行会社で発売
  • 値段 出発地ごとに異なる

ぐるっと九州きっぷ

  • 3日間連続で有効
  • JR九州全線が乗り放題(新幹線や特急列車は特急券の購入が必要)
  • インターネット、または駅窓口で発売
  • 値段 14,300円(ネット予約)
       15,800円(窓口購入) 

チケットレスサービスでお得に電車を使う

ほかにも新幹線や特急電車などインターネットから特急券が購入できる「チケットレスサービス」を利用すれば、券売機で買うよりもお得に購入することができます。

こちらの記事でチケットレスサービスについて紹介しています。

季節ごとの料金設定を使う

JR北海道の在来線を除いて、JRの指定席料金はシーズンごとに変動します。閑散期、通常期、繁忙期、最繁忙期に4つに分かれ、細かい期間は年度ごとに違います。

通常期との差
閑散期-200円
通常期±0円
繁忙期+200円
最繁忙期+400円

荷物は宅配サービスを使って楽々移動

電車り旅行で困るのが荷物の持ち運びですよね。特に帰るときは、現地で買ったお土産など、荷物が増えて大変でした。しかし現在ではホテルや旅館から自宅に配送する宅配サービスを利用することで快適に移動しています。

そうすればカメラやスマホ、財布などだけで旅行することができますね。

ヤマト運輸

  • 自宅と旅館、ホテルとの往復(往復宅配便)
  • キャッシュレス決済がお得
  • 帰りは宿泊施設に荷物を預けるだけでOK
  • 有効期間は

東京~北海道の料金

重さと縦,横,高さの合計のうち、大きいほうの料金が適用されます。

佐川急便

  • 自宅と旅館、ホテルとの往復(飛脚宅配便)
  • 帰りは宿泊施設に荷物を預けるだけでOK
  • 有効期間は行きの荷物を受け取った翌日から10日

東京~北海道の料金

重さと縦,横,高さの合計のうち、大きいほうの料金が適用されます。図よりも大きくて重い荷物は「飛脚ラージサイズ宅配便」になります。

日本郵便

  • 自宅と指定された空港の往復(空港ゆうパック)
    指定空港:新千歳空港、仙台空港、新潟空港
         成田空港第1、2ターミナル
         羽田空港第3ターミナル
         中部国際空港、関西国際空港
         福岡空港
  • 帰りは荷物を受け取った空港カウンターから自宅に配送

東京~北海道の料金

楽しく移動ができる電車

長時間乗っていると飽きてしまう電車も、観光電車やSLなど普段利用しないものに乗れば移動も楽しくなります。

楽しく移動ができる列車や電車

富良野美瑛ノロッコ号

北海道を走る観光列車の一つ。客車の窓ガラスを大きく開ければ、北海道の雄大な自然を肌で感じることができます。

津軽鉄道

客車内にストーブを焚くストーブ列車や風鈴をぶら下げた風鈴列車、鈴虫の虫声が聞こえる鈴虫列車など季節ごとにいろんな列車があります。

黒部峡谷鉄道

もともとは黒部川の発電所建設のために作られた鉄道です。客車には窓ガラスが一切ないものがあり、トンネル内のひんやりとした空気や切り立った崖から見える黒部川などの自然を肌感じることができます。

JR四国

四国にはアンパンマンがデザインされた列車が5つの路線で走っています。靴を脱いで遊べるスペースやキャラクターがあしらわれて座席やお手洗いなど、子供連れでも楽しく移動できますよ!

関東エリアのおすすめルート

鎌倉

鎌倉へはJR横須賀線を利用して約1時間でアクセス可能です。鶴岡八幡宮や長谷寺などの歴史的名所を訪れた後、江ノ電に乗って海沿いを楽しむことができます。

さらに一日乗車券「のりおりくん」を買えば、江ノ電が1日に乗り放題になるほか、沿線の施設でいろんな勇退を受けることができます。

箱根

箱根へは、小田急ロマンスカーを利用して約1時間半で到着します。箱根では、温泉や美術館を堪能し、芦ノ湖クルーズやロープウェイで自然を満喫することができます。

関西エリアのおすすめルート

京都

京都では、公共交通機関を利用して清水寺、金閣寺、嵐山などの観光名所を効率的に巡ることができます。市バスや地下鉄を使うと、観光地間の移動がスムーズです。

神戸

JRや阪急電車で約1時間の距離です。神戸では、異人館やポートタワー、ハーバーランドなどの観光スポットを訪れることができます。また、神戸ビーフを堪能するのも忘れずに。

九州エリアのおすすめルート

福岡・長崎

九州では、福岡と長崎を巡るルートが人気です。福岡では、中洲や天神の繁華街を楽しんだり、大濠公園や福岡タワーを訪れたりできます。

博多から長崎まではJR特急で約2時間の距離です。長崎では、グラバー園や稲佐山展望台、出島などの観光スポットを巡り、異国情緒あふれる街並みを楽しむことができます。

熊本・鹿児島

熊本と鹿児島を巡るルートも見逃せません。熊本では、熊本城や水前寺成趣園を訪れるのが定番です。路面電車があるので楽に移動することができます。

熊本から鹿児島へは、新幹線で約1時間の距離です。鹿児島では、桜島を眺めながら温泉に浸かる贅沢を味わえます。また、天文館や指宿温泉など、魅力的な観光地が点在しています。

国内旅行で公共交通を利用するメリット

渋滞の心配がない

公共交通を利用する最大のメリットは、渋滞の心配がないことです。特に人気観光地へのドライブ旅行では、渋滞によって予定が大幅に遅れることがよくあります。

しかし電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合、時刻表に沿って計画を立てやすく、渋滞のストレスから解放されます。これにより、観光地での滞在時間を最大限に活用できるため、より充実した旅行を楽しむことができます。

環境にやさしい

公共交通を利用することは、環境保護にもつながります。最近のバスや電車は電気や低排出ガス車両を利用することで、環境への影響を最小限に抑えています。

公共交通を利用することは環境にやさしい旅行の一環として重要な選択になります。

切符や乗車券の購入方法

駅の券売機

鉄道を利用するときにはあらかじめ乗車券の購入方法を知っておくことが大切です。最近ではパスモやスイカなどのICカードが主流ですが、使うことができない地域もあります。

駅にある券売機では簡単に切符を購入でき、お釣りや領収書も自動的に発行されます。JRではみどりの窓口でも購入可能ですが、券売機を利用することで時間を節約できます。

オンラインでの購入

近年では、オンラインでの乗り放題切符や特急券の購入が普及しています。各鉄道会社やバス会社の公式ウェブサイトや専用アプリを利用すれば、事前に切符を予約・購入することができます。

オンライン購入の利点は、事前に座席を確保できたり、時間に余裕を持って計画を立てられる点です。また、紙の切符を持ち歩く必要がないですが、充電切れには注意しましょう。

オンライン購入のほうが紙のきっぷよりも安い場合があります。

公共交通での旅行計画の立て方

交通機関の時刻表の確認方法

旅行計画を立てる際には、交通機関の時刻表を確認することが不可欠です。必ず公式ウェブサイトであなたが使う電車やバスの時刻を確認しましょう。

また詳細な時刻表や路線図が掲載されているので、ルートを考えるときの参考に活用してください。

スマホアプリの活用

現代の旅行ではスマホアプリの活用が欠かせません。GoogleマップやYahoo!乗換案内といったアプリを使用することで、最適なルートを簡単に検索できます。

これらのアプリは、リアルタイムでの遅延情報や運行状況も提供していますが、タイムラグがある可能性もあるので、目安として考えましょう。

また、地域ごとの観光アプリをダウンロードすることで、観光スポットの情報や電子割引クーポンを手に入れることができます。

電車以外の乗り物の使い分け

移動距離と時間による選択

国内旅行での交通手段は、時間と料金どちらを優先するかにより変わってきます。例えば、長距離の移動には飛行機や新幹線が最適ですが、料金を優先すると在来線になります。

どんな移動手段を使えばいいのかはこちらの記事を参考にしてみてください。

まとめ

公共交通の利用は移動の効率性を高め、環境負荷を軽減する優れた選択です。事前に交通機関の時刻表を確認し、スマホアプリを活用してリアルタイムの情報を得ることで、計画的な思い出に残る国内旅行へ出かけてみましょう。

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