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椎葉のマチュピチュを歩いてめぐる 周辺の宿と歩いて行ける観光地もご紹介

こんな悩みを解決していきます。

実際に車を使わずに椎葉のマチュピチュへ行ってきました!

この記事で紹介する行き方で、車を持たずとも椎葉のマチュピチュへアクセスできるようになります。

前半ではどんな場所なのか、後半ではアクセス方法や周辺の観光スポットについて紹介していきます。

椎葉のマチュピチュってどんなところ?

椎葉のマチュピチュとは棚田のことです。

この棚田は明治の初め頃、谷を流れる耳川から水を引き上げ水路を作ったことによりできました。

それまでは焼き畑がメインだった村も米作が可能になりました。

アクセス方法

日向市駅からバスを利用します。

日向市駅東口の2番乗り場から出る上椎葉行き(現在は途中のおし谷まで)を利用します。

料金はおし谷まで2,220円ですが、ジョルダンモバイルチケットから宮崎交通1日乗り放題乗車券を購入すると1,800円で利用できます。

おし谷から先は予約型のデマンドタクシーで松尾小学校近くで降り、そこから歩いて向かいます。

村営バスを利用する場合は、松尾線の下松尾バス停が最寄になりますが、木曜日の1便しかありません。

20分ほど上り坂を歩くと大イチョウがある広場へ出ます。

水洗トイレもあるのでご飯を食べたり休憩するのにぴったりです。

そのまま直進して山を下りることで棚田の中を実際に歩くことができます。

実際に下松尾バス停から大イチョウまでを歩き、棚田の中を通って山を下りてきました。

大イチョウへ行くまでは上り坂が連続しているためかなり体力を削られます。

しかし大イチョウのある広場からの景色は美しく、時折吹く風がとても心地いかったです。

帰り道は下り坂の連続、棚田の中を歩いて山を下りました。

椎葉のマチュピチュ周辺の宿

椎葉のマチュピチュから一番近い宿は民宿孫兵衛です。

1組限定の宿のため、1人旅できてものんびり過ごすことができます。

実際に泊まってきました。

築150年の古民家は宿のご主人自ら改装されているためとてもきれい、水洗トイレに自宅と変わらぬ風呂や洗面台が快適な民宿滞在をアシストしてくれました。

そのほかの旅館や民宿は、椎葉のマチュピチュから12キロほど離れた村の中心部に集まっています。

実際に泊まった民宿孫兵衛についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

周辺の観光地

大イチョウを中心に車なしで観光するなら大イチョウ展望台と平家陣屋がおすすめです。

大イチョウ展望台

大イチョウ展望台は棚田の向かいにある山に作られたもので、椎葉のマチュピチュ全体を見下ろすことができます。

大イチョウから展望台までは8キロですが、そのうちの4キロは上り坂のため3時間以上かかるとみたほうが良いです。

村営バスで石原バス停まで行くこともできるので、そうすると徒歩の距離は1.5キロになります。

しかし石原へ行くバスは偶数週の火曜日に1便しか運転されないため、バスを使ったアクセスは難しいです。

平家陣屋

椎葉村の名産品が買える土産物と実際に味わえるレストランが併設されています。

しかもここ、年末年始を除いて年中無休なんです。

だから秘境先でよくある土休日のみ営業ということがほとんどないので、有休をとって行っても利用できるところがうれしいですね。

最寄りのバス停は那須橋ですが、路線バスでおし谷から乗り換える予約型タクシーを利用するとこの平家陣屋の前で降りることができます。

まとめ 椎葉のマチュピチュは村の米作のきっかけだった

椎葉のマチュピチュこと棚田は、これまで焼き畑農業メインだった椎葉村に稲作をもたらすきっかけとなりました。

実際に私が泊まった民宿でも村内で作られた米が食事で提供されました。

9月の中旬になれば稲穂が黄金色になり、その景色はまさに絶景です。

日々の仕事ですり減らした心をリセットしに、椎葉村へ旅行してみてください。

宿泊したときの宿のレビューはこちらで詳しく紹介しています!

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