旅のコツ

ホテルのキャンセル料を支払いたくない!そんな時に使えるサービスをご紹介

こんな悩みを解決していきます。

旅行好きが高じて国内旅行業務取扱管理者の資格を取得しました

今回紹介するキャンセル保険を使えば、旅行前日に急な用件で行けなくなっても高いキャンセル料金を支払わずに済みますよ。

記事の前半ではキャンセル料とは何か、後半ではキャンセル保険のメリットとデメリットを解説していきます。

キャンセル料金とは

お客さん側の都合で予約を取り消したときに発生する保証料金のことです。

キャンセルがなければ発生したはずの売り上げや、人件費、食材の仕入れにかかった費用を補填するためにキャンセル料金が発生します。

例えばあなたがレストランを経営していたとします。食材の仕入れに1人当たり3000円、これを5000円で提供していたとして、もしキャンセルが発生すれば2000円の利益が消えてしまいます。

失われた利益を少しでも補うためにあるのがキャンセル料です。

キャンセル料を払わないとどうなるのか

ホテル側から訴えられたり、2度と宿泊予約ができなくなります。

キャンセル料の決まりはホテルではなく、法律で定められています。

支払わないと店の業務を妨害したとして偽計業務妨害という罪に問われる場合もあります。

実際に2019年、都内居酒屋にて予約人数17人で1万円のコース料理と3000円の飲み放題を付けて無断キャンセルしました。22万円の損害が出て偽計業務妨害として逮捕されるということになったケースがあります。

このようにキャンセル料を払わないと、罪として消えないものになってしまいます。

国内宿泊3万円だと保険料は760円

国内旅行のキャンセル保険を申し込む

契約成立した時点で保証開始

キャンセル料を保証してくれるもの

キャンセル保険を使います。JCBのキャンセル保険とは航空券の取消料、払い戻し手数料やホテルや旅館のキャンセル料を保証してくれる保険です。

キャンセル保険は以下のキャンセル料を保証してくれます

  • 航空券
  • 宿泊旅行
  • 日帰りツアー
  • 国内ツアー
  • あらかじめ購入しておいたイベントのチケット

ただし、保険申し込み時に申請したものが対象です。

例:天候で飛行機が欠航したため、急きょ電車で旅行した時の電車賃は、保険対象外です。(保険申し込みの時点では飛行機しか申請していないから)

キャンセル料が保証される具体的な例

航空券

飛行機に乗るために使っていた電車やバスなどが運休、または2時間以上遅れたため、飛行機に間に合わないことが判明しました。

そこで、航空券をキャンセルした時に発生するキャンセル料を保証してくれます。

宿泊予約

ホテルや旅館へ向かうための交通機関が運休、または2時間以上遅れたため、実際に予約した日の翌日にチェックインをせざる得なくなりました。

宿泊できなかった分のキャンセル料を請求されたとき、このキャンセル保険によって保障されます。

日帰りツアー

宿泊をともなわず、電車、バス、飛行機、船がセットになったものをいいます。

通院をともなう感染症を発症して旅行をキャンセルした時のキャンセル料が保証されます。

日帰りツアーの例:ぷらっとこだまや行こっか!こだまなどの旅行会社が計画した日帰り旅行など

国内ツアー

宿泊と電車、バス、飛行機、船がセットになったものをいいます。

通院をともなう感染症を発症して旅行をキャンセルした時のキャンセル料が保証されます。

国内ツアーの例:ホテルと新幹線のチケットがセットになっているなど、旅行会社が計画した宿泊ありのツアー

あらかじめ購入しておいたイベントのチケット

演劇やスポーツ、コンサートが中止となり、払い戻したときキャンセル料を保証します。

講習会、研修、家族参加型のスポーツ大会やテーマパークの休園、部活動の大会の中止は対象外です。

キャンセル保険のメリットとデメリット

メリット
デメリット
  • 突然のキャンセルでも保証してくれる
  • 他の交通機関が遅れても安心
  • 掛け捨てである
  • 補償範囲が決まっている

デメリット

掛け捨てである

キャンセル保険は掛け捨てなのでお金は戻ってきません。よほどの心配事がない限り、キャンセル保険は使わなくてもいいでしょう。

補償範囲が決まっている

旅行に関するすべての予約に保証が適用されるわけではありません。

例えば新幹線や特急列車のきっぷを単独で買っても補償の対象にはなりません。

電車やバスも2時間未満の遅れで、飛行機に間に合わないからキャンセルしたとしても、キャンセル料の支払いはありません。

メリット

突然のキャンセルでも保証してくれる

旅行前日などに急な体調不良になってもキャンセル料を保証してくれるので経済的です。

特に旅行当日、インフルエンザなどにかかり、宿や飛行機をキャンセルしようとします。

飛行機は当日出発時刻前までに解約すると440円+運賃の60%、ホテルは宿泊料のほぼ100%がキャンセル料としてかかります。

そんなとき、申し込んだ旅行代金を限度額としてキャンセル料を保証してくれるので、家計にやさしく経済的です。

旅行代金が10万円の場合、保証してくれるのは10万円まで

ほかの交通機関が遅れても安心

港や空港へ向かう電車やバスなどが運休、または2時間以上遅れて分目や飛行機に間に合わずキャンセルしても、取り消して終了や払い戻し手数料が保証されます。

まとめ キャンセル保険は賢く使えばお得

旅行に行けなくなるかも、当日体調を崩したらどうしようと悩んでいる方は、キャンセル料金を保証してくれるキャンセル保険を使うことをおすすめします。

逆にどんなことがあっても旅行はいくし、キャンセルになることが早めにわかるのならこの保険は使わなくても大丈夫です。

何事も不安であれば備えていれば安心です。この機会に一度検討してみてはいかがですか?

国内宿泊3万円だと保険料は760円

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契約成立した時点で保証開始

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