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寝台列車で酔わないための対策5選 日本で唯一の定期寝台列車の旅を楽しもう

こんな悩みを解決できます。

鉄道好きの私でも少し酔ってしまった経験がありますが、壁にもたれてひたすら車窓を見たことで、何とか軽症におさえることができました

また部屋がきしむほど揺れたフェリーで船酔いしなかったこともあります。

この記事で紹介する方法を実践すれば寝台列車で酔ったり、その心配をなくすことができます。

前半では列車酔いをしないための方法、後半では寝台列車を快適に過ごすためのコツを紹介します。

寝台列車は酔うのか?

酔います。寝台列車の場合は長時間乗るため、普段列車に乗り慣れていない方や乗り物酔いをしやすい方は注意が必要です。鉄道好きな私も東京から米子へ向かう時気持ち悪くなりました。

寝台列車で酔わないようにする方法

寝台列車で乗り物酔いをしないためには5つの注意があります

酔い止め薬を服用する

酔い止め薬は自律神経の興奮を緩和し、吐き気の症状を抑えることができます。

例えば目から見える景色は止まっているのに、体は揺れていると目と体の情報が合わずに脳が混乱してしまいます。

こうなると自律神経が興奮し吐き気を催す神経を刺激して嘔吐してしまうのです。

早めに寝る

眠不足は自律神経を乱れやすくします。旅行の前日は楽しみで眠れないかもしれませんが、早めに就寝して乗り物酔いを防止しましょう。

1階席を利用する

寝台特急は2階建て構造です。できるだけ地面に近い1階を利用した方が横揺れが少なくて酔いにくくなります。

遠くを見る

できるだけ変化の少ない遠くの景色を見ることで目への刺激を少なくすることができます。それにより乗り物酔いを予防することができます。

歩く

歩くことで揺れている感じや気持ち悪くなりそうという気分を紛らわすことができます。

苫小牧から大洗までフェリーを乗ったとき、部屋がきしむほど揺れましたが、ひたすら船内を歩いたりデッキに出たりしたことで何とかご飯も食べられ酔うことを防止できました。

薬に頼りたくないという方も、列車内でできる予防策はいろいろとありますので、心配な方はぜひやってみてください。

列車内で酔ってしまった時の対処法

もしも酔ってしまった時の対象は2つあります。

横になる

横になることで目から入ってくる情報が少なくなるとともに、体が固定されて頭が揺れなくなるため酔いが治まりやすくなります。

薬を飲む

自律神経の興奮状態を抑えることで乗り物酔いを徐々に納めることができます。

酔ってしまってからでも対処方法はあります。また寝台列車なので簡単に横になることはできますね。

寝台列車を快適に過ごすためのアイテム

列車酔い以外にも、寝台列車を快適に過ごすアイテムがあります

羽織れるもの

寝台列車の空調は一括管理されています。個室ごとに空調のスイッチはありますが風量や空調のON/OFFだけで温度は設定できません。

体調を崩さないためにも自分自身で温度がコントロールできるように、羽織れるものを持っていきましょう。

歯ブラシ

一部の個室を除いてアメニティは用意されていません。歯ブラシをもっていかないと列車内で飲食しても、家に着くまではが磨けないので持っていくことをおすすめします。歯磨きシートを持っていくのもおすすめです。


食料

始発から終点まで車内販売はありません。途中駅の停車時間も短いため必ず買いこんでから乗ることをおすすめします。

忘れると翌朝降りるまでの十数時間食べ物にありつけなくなりおなかが空いた状態で移動することになります。

私の場合冬に利用したのですが、乾燥がすごくて唇が切れて出血しました。季節に応じて自分にとって何が必要か考えることが大切です。

列車酔い以外の対策をすることで、寝台列車を快適に過ごすことができます

列車酔いの仕組み

目と耳の奥で感じる情報にズレが生じてしまうからです。

人間は目で見る情報、耳の奥にあるセンサー三半規管、体が感じ取る揺れなどこの3つから自分の外からの刺激を感じ取っています。

そのうち一つでも情報のバランスが崩れると脳が混乱して自律神経が乱れます。

乱れた結果吐き気をお催す部分が刺激されておう吐するという流れです。

乗り物酔いの仕組み

  1. 目で見る情報、三半規管で感じる体の情報が不一致
  2. 脳が混乱して自律神経が興奮する
  3. 吐き気をもよおすおう吐中枢が刺激される
  4. 乗り物酔いの症状が出る

例えば車に乗っていて景色は横に流れていくのに、アップダウンやカーブが激しく頭を強く揺さぶられることで目と三半規管の情報がずれて酔います。

普段感じることのない加速・減速による振動もバランスを崩す原因となります。

できるだけ脳を混乱させないように、変化の少ない遠くの景色や揺れの少ない1階席を利用しましょう。

まとめ 酔いは予防できるし酔ってからでも対処できる

寝台列車は長時間乗るためその分乗り物酔いもしやすいです。座席を予約する時点で1階席を希望したり、酔い止め薬をあらかじめ服用しておいたりすることで、安心して旅行に出かけることができます。

酔わないためのおさらいです。

  • 酔い止め薬を服用する
  • 早めに寝る
  • 1階席を利用する
  • 遠くを見る
  • 歩く

「寝台列車に乗りたいけど、酔うのが怖い…」と思っていたあなたも、ちょっとした工夫で快適な旅ができます! しっかり対策をして、素敵な寝台列車の旅を楽しんでくださいね!

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