こんなお悩みが解決できる記事になっています。
私自身、旅行好きが高じて国内旅行業務取扱管理者の資格を取得しました。
この記事を読めば、座席のアップグレード方法はもちろん、空港やフライト中でも快適なサービスを受けることができますよ!
記事前半では座席のアップグレードについて、後半では空港やフライト中のサービスについて解説していきます。
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アップグレードに必要な条件と方法
早速ですが、マイルを使ってアップグレードはできません。普通席からプレミアムクラスへのアップグレードで発生する差額は、クレジットカードかアップグレードポイントでしかできません。
ANAマイレージクラブ会員のみ普通席で購入後、搭乗2日前から20分前まで、予約した便のプレミアムクラスに空席がある場合にのみ、アップグレードが可能です。
この時生じる普通席とプレミアムクラスの差額は、クレジットカードかアップグレードポイントでしか支払うことができません。
したがって、座席をアップグレードするにはクレジットカードかアップグレードポイントが必要です。
アップグレードする方法
搭乗2日前の午前0時から20分前の間に国内線運賃の航空券、特典航空券、いっしょにマイル割の航空券を所持した会員のみアップグレード申請ができます。ただし申請するには条件が3つあります。
申請条件
- 予約者全員がマイレージクラブ会員
- 予約者全員がアップグレードする
- 変更操作する時点でプレミアムクラスに空席がある
予約の受付はANA WebサイトまたはANA国内線予約・案内センターでできます。国内線の空港カウンターでは受け付けていないので注意してください。
差額
プレミアムクラスに変更した時に払う差額をアップグレード料金と言いますが、値段はアップグレードした日や路線により異なります。搭乗前日までに変更した方が、料金は安く抑えることができます。
例えば、羽田空港から石垣空港間をアップグレードした際の料金は次の通りです
搭乗前日:14,000円
搭乗当日:15,000円
このほかの区間も、前日までにアップグレードすることで、アップグレード料金を1000円安くすることができます。
マイルを使って航空券を買う方法
公式予約サイトから購入できます。ちなみに、マイルを使って購入する航空券を「特典航空券」と言います。予約サイトに入ったら特典航空券のボタンをタップしてください。
ANAアプリからも特典航空券が予約できます。
全額マイルでの支払いが必要です。ほかの決済手段と併用できません
特典航空券をタップして、乗る区間と日付を入力すると空席がある便の日付が表示されます。
希望する日付の便がすべて満席の場合、タップすることができません。空席がある日付をタップするとその日の特定航空券の残席が表示されます。
希望する便をタップして購入へ進みましょう。
搭乗者がマイレージクラブ会員であれば、名前の横のチェックボックスを選択して次に進みます。そうすると必要マイル数と施設利用料が表示されます。下へスクロールして予約ボタンをタップします。
特典航空券購入が難しい時期がある
特典航空券は年中購入できますが、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始は購入できるハードルが上がります。
実際に2024年10月に12月下旬の特典航空券残席を検索するとほとんどの便が満席でした。
特典航空券の残席
このように特典航空券は、時期によって購入することがとても難しくなります。この時点で普通の航空券にはまだ十分空席が残っていました。
普通席の残席
普通席とプレミアムクラスの違い
一番大きな違いは座席のサイズです。普通席が横6席または9席であるところ、プレミアムクラスは横4席または6席のため、座席の幅にゆとりがあります。
まずANA国内線には普通席とプレミアムクラスの2種類があります。普通席の座席幅は約44.5cm、前の座席との間隔は約78.5cmです。一方プレミアムクラスの座席幅は約49cm、座席間隔は最大145cmです。ちなみに座席の間隔というのは前の座席の後ろ端から自分の座席の後ろ端までの距離のことを言います。
またプレミアムクラスは座席が大きいだけではなく、各座席に読書灯やUSBポート、電動リクライニング機能が備えられています。
このように、プレミアムクラスは座席のゆとり以外にも、快適にくつろいだり仕事をしたりすることができるように、細かい機能が備わっています。
プレミアムクラスのサービス
食事
個人的にはフライト中に出される食事が魅力だと感じています。ANAプレミアムクラスに乗ると、路線や季節ごとに違った食事が提供されます。
実際私も、松山空港から羽田空港のプレミアムクラスを利用した際食事が提供されました。小さなお弁当のように提供され、持ち帰りはできません。そのほか新聞のサービスを受けました。
また食事以外にも空港でさまざまなサービスを受けることができます。
預けられる荷物の重さ
一つ目は預けられる荷物の重さです。国内線プレミアムクラスは40キログラムまで預けられることができます。サイズや個数は普通席と変わりません。
保安検査
2つ目は保安検査です。プレミアムクラス専用の保安検査が空港によって設置されています。
専用保管検査場がある空港
- 新千歳空港
- 羽田空港第2旅客ターミナル
- 伊丹空港
- 福岡空港国内線旅客ターミナルビル
ラウンジ
3つ目はラウンジが利用できることです。プレミアムクラスを利用すると、無料でANAラウンジを利用することができ、飲み物のサービスを受けることができます。
またこれと別にANAスイートラウンジというものがありますが、こちらは利用できません。
ラウンジサービスについてはこちらの記事で紹介しています。
優先搭乗
4つ目は優先搭乗できるということです。プレミアムクラスを利用すると普通席よりも早く飛行機へ案内されます。一番最初はダイヤモンド会員、2番目にプレミアムクラスやプラチナ会員などが案内されます。
プレミアムクラスは飛行機の乗っている間以外にも、空港で飛行機に乗るまでの間も快適に過ごすことができるようになっています。
プレミアムクラスでたまるマイル
プレミアムクラスを利用すると、通常のマイルに加えて、ステータスアップに必要なプレミアムポイントも多く貯まります。
例えば国内線最長路線の羽田空港と石垣空港間を移動した際、プレミアムポイントは4072ポイント、松山空港から羽田空港を移動した際は1714ポイント貯まります。普通席利用時と比べ、羽田・石垣間は2.2倍、松山・羽田間は2.6倍のポイントが貯まります。
ただし特典航空券では、マイルやプレミアムポイントは貯まりません。
よくある質問
アップグレードに必要なアップグレードポイントはいくつですか?
搭乗区間や日付にかかわらず、4ポイント必要です。
アップグレードポイントはどうやったら貯まりますか?
1年間に獲得したプレミアムポイントをもとに、翌年度以降に獲得できます。
まとめ
プレミアムクラスは広い座席や特別なサービス、ラウンジの利用など、空港からフライト中まで快適な旅を提供してくれます。
旅行中の移動をさらに充実させたい方は、ぜひこの機会にアップグレードの利用を検討してみてください!
飛行機に乗らなくてもマイルが貯まる!?ポイントサイトを活用する方法はこの記事で紹介しています。