この記事では伊豆旅行での節約術やより楽しめる技を紹介しています。
8時57分 東京駅出発
旅行当日は、妻と日暮里駅で待ち合わせ。ひとまず東京駅へ向かいます。伊豆への行き方は主に2通り。東京駅から特急踊り子で直接伊豆へ向かうか、熱海まで新幹線を使うかの二通りです。
ポイント1
新幹線を使うときはEX予約を使うと安く利用できます。今回は早得1というプランで購入し、券売機で買うより340円節約できました。
新幹線を安くお得に使うにはこちらの記事をぜひご覧ください。
今回日帰り旅行した時、熱海で乗り換えた踊り子号は臨時に増発されたものです。
電車によっては新幹線で熱海で乗換をしても所要時間が変わらない場合があります。
新幹線で熱海へ向かう
東京から熱海までは新幹線こだま号で約38分です。自由席は品川や新横浜からある程度の乗客が乗り込んできましたが、小田原で半分ほどが降りてゆきました。ちなみに熱海駅はこだま号しか停まりません。
ポイント2
新幹線を自由席にすることで節約できます。また乗る列車が指定されていないので、その日の予定に合わせて柔軟に対応できます。
9時42分 熱海駅で乗り換え
熱海駅で新幹線から在来線へ乗り換えます。まずは新幹線の改札を通過して在来線ホームへ向かいます。
ポイント3
乗換には新幹線の特急券と乗車券、さらに在来線の乗車券の合計3つが必要です。
今回、新幹線の乗車券は東京から熱海までしかありません。熱海から伊豆高原の在来線区間はICカードで乗るため、新幹線のきっぷを入れてからICカードタッチで改札を通過します。
※熱海駅で降りる場合は新幹線の特急券と乗車券のみあれば大丈夫です。新幹線改札では乗車券のみ出てくるので、在来線の改札で再び乗車券を入れれば外に出られます。
新幹線から特急踊り子55号に乗り換えます。熱海駅9時57分発です。(踊り子55号は臨時電車です。)
熱海駅から約42分で伊豆高原駅に到着します。その間車内販売はないので、熱海駅の売店で買うか、着くまでがまんしてください。
ポイント4
踊り子号を使うとき、特急券はチケットレスサービスで購入すると100円節約できます。
またA・B席を取ると電車から海が良く見えます。
チケットレスサービスやそのほかのお得なきっぷの買い方についてはこちらの記事で紹介しています。
10時39分 伊豆高原駅に到着
伊豆高原駅の桜並木口を出て、テディベアミュージアムへ向かいます。Googleの航空写真で見ると近くに感じますが、実際は急な坂道がずっと続いているので意外と体力を消耗し、遠く感じます。
また道幅が狭いうえに車の通りがあるので歩くときは注意が必要です。
ポイント5
桜並木口にはレンタサイクルがあるので、それを使った方が快適です。駅前にはレンタカー屋もあります。
並木口を出てまっすぐ行くと右手に踏切があるので渡ります。渡ったら道なりに進みます。電信柱にもテディベアミュージアムの案内があります。
進んでいくと「おしゃれ雑貨&カフェ」と書かれた看板ときのこの形をした建物が見えてきます。その交差点を右に曲がります。そこからまっすぐ進んでいくとテディベアミュージアムに到着します。
10時55分 テディベアミュージアム到着
ポイント6
割引券の画面を受け付けで提示すると1人100円節約できます。
2階へ上がるには階段にリフト、エレベーターがあります。
ここにはテディベアの歴史や昔に作られたテディベアが展示されています。中央にはテディベア・エキスプレス、テディベアファクトリーなどいろいろな衣装や役割を担っているテディベアたちがいます。
このエキスプレスに乗っている乗客や乗務員たちにはそれぞれ名前と特徴があります。近くのボードにまとめられているので是非見てみてください。結構面白いです。
例えばこのベア。名前はゴードンで車掌さん。鉄道業界に就いて長いそうです。
エキスプレス以外にもテディベア工場で働くベアたちの様子もあります。
もちろん働くベアの紹介や工場の説明があります。
2階へ
今回旅行した時、2階ではとなりのトトロのぬいぐるみ展が行われていました。
となりのトトロで出てくるキャラクターの紹介やサツキたちの家の周りやお父さんの書斎のミニチュアなどが展示されています。天井を見上げればトトロやススワタリ(まっくろくろすけ)の姿も!
2階を見終わると、順路が「こぐま神社」の参道を経てお土産ショップやファクトリー方面に案内されます。ハンドメイドのぬいぐるみのお土産や熟練スタッフのぬいぐるみ制作風景を見ることができます。
また自分でぬいぐるみを作るワークショップもあります。
12時30分 昼ご飯を食べる
テディベアミュージアムから歩いて20分、伊豆高原ビールうまいもん処店で頂きました。敷地内には温泉「立ち寄り温泉伊豆高原の湯」も併設されています。(この温泉にはWebサイトに割引券があります)
おすすめされていた「漁師の漬け丼 味噌汁付き」を注文しました。どんぶりの見た目は茶碗とあまり変わりませんが深底になっています。味噌汁は、品物によっては旅館の鍋のように温められながら提供されます。
入店したのは12時30分頃、すぐに座席へと案内され、注文から10分ほどで料理が運ばれてきました。
ちなみにうまいもん処店はペットとお店に入ることができます。人間のみのエリア、ペット同伴のエリアは通路を挟んでしっかりと分けられています。
伊豆高原ビールうまいもん処店情報
- 最寄駅 伊豆高原駅(徒歩6分)
- 営業時間 11:00-20:30 L.O20:00(最終入店19:30)
- 定休日 第1木曜日・第3木曜日(但し繁忙期は営業)
- 備考 ペット同伴可能
- 公式サイトはこちら
14時20分 伊豆高原駅にもどる
食事を終えて伊豆高原駅へ戻ってきました。帰りの電車まで30分くらいありましたので、駅に併設されている土産物屋を覗いてみることにしました。
ほかにも海鮮料理屋やパン屋があり、電車までの時間調整にはちょうど良い場所です。
さらに伊豆急行の歴史やそれに関する品物が展示された資料館「伊豆急行の小さな資料館 ワンツーナイン」というものがありました。
シミュレーターなどはありませんが、歴代の伊豆急行の車両の模型や職員が手作りしたリアルな模型が展示されています。
伊豆急行の職員が内装まで手作りした模型です!
14時53分 サフィール踊り子で東京へ
伊豆高原駅14時53分発の特急サフィール踊り子2号で東京へ向かいます。この列車はグリーン車、プレミアムグリーン車、個室とビュッフェ車両からなる8両編成です。今回はプレミアグリーンを予約しました。
シートは2列のみ、隣との間隔も広いので1人で利用しても気になりません。背もたれ上のレバーで座席を窓の方向に回転させ、景色を楽しむことができます。
この列車には4号車にカフェテリアがあります。あらかじめサフィール踊り子の公式サイトから予約することで、食事ができます。
今回は予約していなかったので食事はしていませんが、飲み物くらいなら、巡回しているアテンダントに言って座席まで持ってきてもらうことができます。
ポイント7
サフィール踊り子のカフェテリアは事前予約制です。公式サイトより予約しましょう。各メニューの数には限りがあるのでお早めに。
まとめ
ご覧いただきありがとうございました。最後に旅費と安く快適に旅行するポイントのまとめをご紹介します。
旅費
一人当たりの往復旅行費です。
用途 | 金額 |
東京ー熱海の新幹線(EX早得) | 3,390 |
熱海ー伊豆高原の電車賃(IC) | 1,012 |
熱海ー伊豆高原の特急券 (チケットレス) | 1,260 |
伊豆高原ー東京都区内の電車賃 | 2,990 |
サフィール踊り子特急券 | 2,560 |
サフィール踊り子グリーン料金 | 6,100 |
鮎煮弁当 | 980 |
テディベアミュージアム (割引あり) | 1,400 |
昼ご飯 | 3,380 |
合計 | 23,072 |
ネット予約を使うことでちょっとお得に旅行できてしまいます。
トク割についてはこちらの記事で紹介しています。
安く快適に旅行するためのおさらい
安く快適に旅行するポイントまとめ
- 新幹線を使うときはEX予約を使うと節約できる
- 新幹線を自由席にすることで、指定席より節約でき、その日の予定に合わせて柔軟に対応できる
- 熱海駅での乗り換えは新幹線と在来線のきっぷが必要
- 踊り子号の特急券はチケットレスサービスで購入すると100円安く節約できる
- 伊豆高原駅の桜並木口にあるレンタサイクルを使うと便利
- テディベアミュージアムは、割引券の画面を受付で提示すると1人100円の節約
- サフィール踊り子のカフェテリアは事前予約制
ほかにも旅費を安くするコツを紹介しています。